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2025.3.31
不動産豆知識
安藤

オフィスビル内見の流れは? 内見でのチェックポイントや注意点も解説

オフィスビル内見の予約から内見後の検討まで、オフィス内見のステップを解説します。また見落としがちなチェックポイントや、オフィスビル内見で失敗しないための秘訣も紹介します。オフィスの移転を成功させるため、オフィスビル内見に関する質問や、注意点なども確認していきましょう。

 

オフィスビルの内見は、一般的な住宅の内見と異なる点があります。内見での見落としが、思わぬトラブルを招く可能性もあります。 

本記事では、オフィスビルの内見の流れや、チェックポイントを解説します。オフィス移転を失敗したくない方は、ぜひ最後までお読みください。


オフィスビル内見の流れ

 

オフィスビルの内見は以下のような流れで進めていくのが一般的です。

 

  1. 内見の予約
  2. 現地での確認
  3. 内見後の検討

 

それぞれのステップごとに詳しく解説します。

 

1. 内見の予約

 

まずは不動産会社に内見の予約をしましょう。オフィスビルの内見をスムーズに進めるためには、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。事前の準備や日程調整をしっかり行うことで、当日の内見をより有意義なものにできます。 

時間も考慮してスケジュールを組むのもポイントです。また内見時の参加者や人数を伝えておけば、スムーズに案内してもらえるでしょう。希望条件を整理し、内見の候補をピックアップしておくのもおすすめです。 

なお、オフィスビルの内見では、前テナントがまだ入居中だったり、ビル自体が改装工事中だったりするケースがあります。そのため、事前に管理会社やビルオーナーと適切に連携を取る必要があります。 

まずは、仲介する不動産会社に連絡し、余裕を持って希望日を伝えましょう。また、物件の状況や入居中のテナントの都合などを確認するよう依頼し、スケジュールを調整することが大切です。

 

2. 現地での確認

 

オフィスビルの内見時には、ただ見るだけでなく、実際の使用感をイメージしながら確認することが重要です。入居してから後悔しないよう、内見の際はオフィスの広さやレイアウトだけでなく、設備の状態や周辺環境、入居テナントの業種などを細かく確認する必要があります。 

特に採寸や写真撮影、疑問点の解消を積極的に行えば、比較検討の精度が高くなります。そのためにも、内見時にはメモやメジャー、カメラなどを忘れないようにしましょう。

 

3. 内見後の検討

 

オフィスビルの内見後は契約を急がず、必要に応じて条件の見直しや再内見を行い、納得できる物件を選ぶことが重要です。

一度内見をしただけでは、実際の業務環境は把握しきれないかもしれません。設備の使い勝手や周辺環境の影響などを考慮し、再内見や条件の見直しを行うことで、より適したオフィスを選びやすくなります。 

そのため、内見後は参加したメンバーで意見を出し合い、物件のメリット・デメリットを整理しましょう。「通勤のしやすさ」「業務スペースの広さ」「共用部の使いやすさ」などを含めて、総合的に評価することが大切です。 

条件に合う物件かどうかを十分に検討してから、契約に進みましょう。

 

オフィスビル内見時のチェックポイント

 

オフィスビルの内見時に押さえておきたいポイントをご紹介します。

 

オフィススペース

 

オフィススペースを確認するときは、間取りや広さだけでなく、以下の要素をチェックすることも重要です。

 

● 実際の使用可能面積

● 天井高

● 窓の採光

● 騒音

 

物件の資料に記載されている専有面積は、実際にオフィスとして使用できる面積と一致しないことがあります。水回りや共用部が含まれていたり、資料に記載されていない設備があったりする場合もあるため、現地での確認が重要です。さらに、天井高や窓の大きさ、騒音レベルによって、同じ面積でもオフィスの快適性は大きく異なります。 

オフィスビルを内見するときは、床面積や窓の実寸を測る、スマートフォンのアプリを活用して騒音レベルとチェックするなどして、実際のオフィススペースを適切に評価しましょう。

 

共用部

 

オフィスビルの共用部は管理状態が悪いと、企業のイメージダウンや従業員のストレス増加につながる可能性があります。また、エレベーターの混雑状況やトイレの清潔さ、共用設備の使い勝手などは日常業務の効率にも影響が出ます。 

例えば、女性従業員が多い企業の場合は、休憩時のトイレの混雑を避けるため、トイレの数に加えて、個室の数も確認しておくと良いでしょう。

 

共用部の快適性を確保するためには、以下のポイントを押さえましょう。

 

● エントランスの清潔さ

● エレベーターの台数と混雑状況

● トイレの数と設備、清潔さ

● 喫煙所の有無

● 駐車場や自転車置き場の有無

 

オフィスビルの共用部は、従業員の満足度や日々の業務効率に直結するため、しっかり確認しておくのが大切です。

 

設備

 

オフィスビルの設備確認は、業務効率に直結するだけではありません。もし入居後にトラブルが発覚すると、追加の工事費用や運用コストの増加につながるリスクがあります。特に電気容量が不足すると業務に支障が出る可能性があるため、事前の確認が不可欠です。 

さらに、オフィスの快適性を左右する空調設備や電波環境などを入居前にチェックしておけば、ストレスが少ない職場環境の確保につながります。例えば、各オフィスで空調の個別調整ができると思い込んでいたものの、実際にはセントラル空調で温度設定の変更ができず、夏場に室内温度が高くなり、業務に支障を来すことも考えられます。

 

設備面でのトラブルを防ぐためにも、以下のようなポイントを重点的にチェックしましょう。

 

● 電気容量

● 空調の種類

● スプリンクラーの位置

● 床の配線仕様

● 電波状況

 

事前に不動産会社や管理会社にも問い合わせ、必要であれば追加工事の可否も検討しましょう。

 

オフィスビル内見で失敗しないための秘訣

 

オフィスビルの内見は、オフィススペースや共用部の確認だけでは、ビジネスに悪影響を及ぼす可能性があります。

 オフィスビル内見で失敗しないための秘訣をご紹介します。

 

1. 周辺環境・アクセスをチェックする

 

オフィスビルの立地や周辺環境は、従業員の働きやすさや企業のイメージ、取引先との関係に影響を与えるため慎重に確認しましょう。コンビニや飲食店、銀行などのビジネスに必要な施設の有無や、周辺の騒音、治安、雰囲気なども業務の快適さを左右する要素になるからです。例えば、周辺の飲食店が少ない場合、休憩時などに社員が不便さを感じるかもしれません。

 

アクセス確認は複数の時間帯で実施しましょう。最寄り駅からは実際に歩き、坂道や信号の数を確認します。24時間利用の可能性がある場合は、夜間の環境も確認することが大切です。

 

2. 他の入居テナントを確認する

 

入居テナントの確認は、ビジネス環境と企業イメージを維持する上で不可欠です。例えば、同じビルに学習塾が入居している場合だと、夕方などの塾生が多く集まる時間帯は、エレベーターが混雑する恐れがあります。 

一方で、1階にカフェがあるビルを選べば、商談スペースとして利用でき、来客時に利便性の高さをアピールできるかもしれません。 

このように、オフィスビルの入居テナントは、企業のイメージや業務の快適さに直接影響するため、慎重に確認しましょう。

 

3. 移転目的を常に念頭に置く

 

オフィスビルの内見時は、事前に移転の目的を決定しておくことが大切です。また実際の内見でも、移転の目的を常に念頭に置きながら、物件の良し悪しを判断しましょう。

 オフィス移転の目的としては、職場環境の改善や経費削減、企業イメージの一新などが挙げられます。例えば、職場環境を改善するのが目的なのであれば、いくら眺望やオフィスビルのデザインの印象が良かったとしても、駅から遠く従業員の通勤の負担が増す物件は選択肢に入れない方が無難でしょう。企業イメージの一新が目的なのであれば、オフィス内の使い勝手はもちろん、オフィスビルのデザインやエントランスの雰囲気なども重点的にチェックする必要があります。 

移転後、従業員や顧客がどのように利用するのか、どのように感じるのかを具体的にイメージし、移転の目的を達成できそうかどうかを見極めましょう。

 

オフィスビル内見でよくある質問

 

オフィスビルの内見に関して、よくある2つの質問に回答します。

 

1. 現テナントが入居中でも内見できる?

 

現テナントが入居中の物件でも、入居者の許可が得られれば内見が可能な場合があります。また室内の内見は難しくても、エントランスや共用部であれば確認できることがあります。 

人気の物件の場合、テナントの退去前に申し込んでおいた方が良いかもしれません。内見を希望する物件があれば、テナントが入居している段階であっても、不動産会社と相談しておきましょう。

 

2. 内見時の持ち物は?

 

オフィスビルの内見をスムーズに進めるために、以下の持ち物があると便利です。

 

● レイアウト図

● メジャー(赤外線メジャー)

● ノート・筆記用具

● カメラ(スマートフォン)

● 方位磁石

● 水平器

● ウェットティッシュ

 

オフィスビルの内見では、必要な情報を正確に記録できるよう、カメラやメジャー、オフィスの図面などを準備するのが大切です。また必要に応じてウェットティッシュや懐中電灯なども持参すると良いでしょう。

 

【まとめ】

オフィスビル内見のコツを押さえて、自社に適したオフィスを選ぼう

 

オフィスビルの内見の流れやチェックポイントを知っておけば、自社に適した物件を選びやすくなります。

 

オフィススペースや共用部、設備などの物件自体の確認に加え、立地・周辺環境、他の入居テナントなども重要な判断要素です。また移転する目的を常に意識し、客観的な評価を心掛けて、希望に合致する物件を絞り込んでいきましょう。

 

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レイアウトやOA機器の導入についても、専門業者の紹介が可能です。関西や東京でオフィス・事務所の移転をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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