賃貸オフィス・貸事務所のトピックス・ブログ

ブログ記事一覧

2026.6.5
物件情報
大西
【内覧会開催】ACN西天満ビル 店舗利用相談可能!希少なワンフロアワンテナント物件

こんにちは!営業の大西です。本日は大阪市北区のワンフロアワンテナント・店舗も可能な物件ご紹介いたします。外観写真【ビル名】ACN西天満ビル【住所】大阪市北区西天満2丁目10番10号【最寄駅】京阪電鉄中之島線:大江橋 徒歩4分 大阪メトロ御堂筋線:淀屋橋駅 徒歩6分【竣工/構造】2015年10月築/鉄骨造【アクセス】梅田駅からのアクセス・・・・・電車10分 車6分新大阪駅からのアクセス・・・・・電車18分 車12分関西空港からのアクセス・・・・電車64分 車44分伊丹空港からのアクセス・・・・電車43分 車20分共用部写真貸室写真トイレ【ポイント】約15坪のワンフロアワンテナント仕様となっており、他テナントを気にすることなくご利用いただけるのが魅力。来店型のサービス業や士業事務所、予約制サロンなどにもおすすめです。また、ガラスウォールを採用したスタイリッシュな外観は視認性も高く、企業イメージや店舗ブランディングにも一役買ってくれます。北新地・淀屋橋・東梅田エリアが徒歩圏内というアクセスの良さも見逃せないポイントです。【まとめ】ACN西天満ビルは、「コンパクトな広さ」「ワンフロアワンテナント」「店舗利用相談可能」という希少性を兼ね備えた物件です。独立開業やオフィス移転はもちろん、来店型ビジネスの拠点としてもご検討いただけます。実際に現地をご覧いただくと、写真だけでは伝わらない室内の明るさや建物の雰囲気を感じていただけるかと思います。西天満エリアで事務所や店舗をお探しの方は、この機会にぜひ一度ご内覧ください。その他詳細につきましては、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。本日ご紹介物件の【最新状況はこちら】その他の物件の検索は【オフィス賃貸の総合窓口】へお気軽にお問い合わせくださいませ!
2026.6.2
日常ブログ
事務 佐藤
AI活用の楽しさと悩み

おはようございます!こんにちは!こんばんは!事務員でお馴染み佐藤です(^^♪なんと台風がきているみたいで…(;'∀')台風ってこのシーズンでしたっけ?早くないですか?なにせ皆様お気を付けください!!さて、本日のテーマは「AI活用」でごさいます。今はAIをいかに使いこなすかがビジネスでも大切との事で逃げてばかりもいられないなと…最近chatG〇TとかG〇iniとか使い始めています!!最初は文章作成から入ったのですが今では資料作成や、ちょっとしたプログラム?を含んだ雛形に挑戦しているのです!!すごいですね!イメージを伝えるとあっという間に資料作ってくれちゃって…今までの苦労って何やったのか…と悲しくもなり…ただ、イメージ通りの完璧なものってまだまだ作れたことがなくてそれって、こちらの指示の仕方にも問題があるみたいです(;´・ω・)1つ出来上がって、それに対して指示を出しているつもりだったのですが、AIも思考してくれている為、指示したところ以外も微妙に変わっていくのです。なので、数回指示を出すと「あれ?」「最初の良かったものはどこへ?」の連続。何を残して何をどう変えるのか、明確で的確な指示がいるんですね;つД`)一筋縄ではいきません。そりゃ、AI活用のセミナーとか必要になってきますよね。。。結局、理想に近いものを編集して完成させました!!※何度も指示だして迷宮にはまるより、1発目のものを基盤として使って編集した方が明らかに早かったと感じます( ;∀;)あとは、プログラム(プログラミング?)についてはさすがだなと思いました。やりたい事を反映させるためにはどこに何を入力する。という指示通りにやるだけ。さらに入力するプログラム的な内容もこれをコピペしてくださいって感じで全部作ってくれる!これは感動でした♪ただ、やはり1発で思った通りにはならず…そこからまたAIと話し合い。AIね、めっちゃ謝ってくる。「申し訳ございません。見落としておりました。」「完全に私のミスです。」とか。全部AIに任せておいて、どこのプログラムがわからいのかもわからず、文句だけ言ってる状態になっているので申し訳ない気持ちになってきます。でも、「完全版!これで問題は解決しました!簡単に使いこなしてもらえます」とか自信もって出してきてくれるのに違うからクレーマー佐藤またしても発動この繰り返しでやっとこさ思ったものが完成したのですが完成までに時間を費やしすぎて…私にはまだまだ手軽に使いこなすというのは難しそうです(´Д⊂ヽ最初はやはり大変ですよね。ここをいかに乗り越えて継続するかが大事と思うので時代の波に取り残されないよう佐藤、頑張ります!!面白いAI活用法などありましたら是非おしえてくださいね♪
2026.6.1
不動産豆知識
安藤
オフィスで行う造作工事とは? メリット・デメリットや施工の流れを解説!

近年、働き方の多様化に伴い、独自のデザイン・設計のオフィスづくりをする企業も多くなりました。そのようなときに行われるのが「造作工事」です。しかし、具体的にどのような工事を指すのか分からないという方も多いのではないでしょうか。 本記事では、オフィスにおける造作工事の概要や代表的な工事内容、メリット・デメリット、施工の流れについて分かりやすく解説します。 この記事で分かること● オフィスの造作工事とは、壁・家具・照明などを空間や用途に合わせて施工すること● オフィスの造作工事により設けるものは、造作壁や受付カウンター、収納棚、照明などがある● オフィスの造作工事では、施工範囲や原状回復費用などが問題になることもあるため事前の確認が大切 オフィスにおける造作工事とは?  オフィスにおける造作工事とは、壁や天井、建具、家具などを、オフィスの用途やレイアウトに合わせて施工する工事のことです。既製品を設置するのではなく、現場ごとに寸法や仕様を調整しながら作り上げる点が特徴といえます。 例えば、LGSと呼ばれる軽量鉄骨で下地を組み、その上に石膏ボードを張って壁を作る工事が代表例です。このように設置された壁は「造作壁」と呼ばれます。 また造作工事では、会議室や受付の間仕切り、造作カウンター、収納棚などを設置するケースもあります。オフィスの使いやすさやデザイン性を高めるために行われる重要な工事といえるでしょう。  オフィスで行われる主な造作工事 オフィスで行われる造作工事には、主に以下のような種類があります。 ● 造作壁を設ける● 造作家具を設ける● 天井や壁に照明を組み込む それぞれについて説明を加えます。 造作壁を設ける 造作壁は現場に合わせて施工する壁です。一般的には、先述したLGSや木材で下地を組み、石膏ボードなどを張り、その上からクロスや塗装などで仕上げます。他にも、近年では無垢材や珪藻土といった自然素材も用いられるようになりました。 造作壁と比較対象になるのは、パーテーションです。こちらはアルミやスチール、ガラスなどを用いた既製の壁を設置するもので、費用や施工期間を抑えやすい特長があります。ただし、造作壁ほど材質やデザインの自由度は高くありません。 造作家具を設ける 受付カウンターや収納棚といった家具を造作することも選択肢の一つです。既製品と比べて統一感が出やすく、オフィスの広さや収納物に併せて寸法や形状を調整できます。 ただし、壁や床と一体化させて造作した家具は後から移動できないため、将来的なレイアウト変更も見据えて設計することが重要です。 天井や壁に照明を組み込む 天井や壁へ照明を組み込む造作工事もあります。代表例が、空間を柔らかく照らす間接照明です。洗練された雰囲気を演出しやすくなるため、エントランスや応接室で採用されることがあります。 また受付に設置する企業ロゴのサインや、壁面に飾るアートなどと組み合わせるケースもあります。単に明るさを確保するだけではなく、視線誘導や企業ブランディングにも活用されているのです。 オフィスの造作工事を行うメリット オフィスの造作工事には、空間用途や企業イメージに合わせて内装を作り込みやすいメリットがあります。既製品では対応しにくい寸法や形状にも対応しやすく、目的に応じて空間を整えられるでしょう。 ここでは、オフィスの造作工事によって得られる代表的なメリットについて説明します。 自由に内装デザインを設計できる 造作工事では、壁や家具、照明などを空間に合わせて設計できます。既製品を組み合わせる方法と比べると、細かな寸法やデザインを調整しやすい点が特徴です。 木目調やモルタル調、ガラス素材などを組み合わせることで、空間の印象も調整しやすくなります。コーポレートカラーを取り入れたエントランスや、落ち着いた雰囲気の会議室など、企業イメージに合わせた空間づくりを行いやすい点もメリットです。 また造作工事では曲線や斜めラインなども取り入れやすくなります。パーテーションでは表現しにくいデザインにも対応しやすいため、印象に残る空間演出につながるでしょう。 収納を最適化しやすい 造作家具を取り入れると、オフィスの広さや収納物に合わせて棚やカウンターを設計できます。必要な場所へ必要な寸法で設置しやすいため、スペースを有効活用しやすくなります。 既製品では余白ができやすい場所にも納めやすく、デッドスペースを減らしやすい点が特徴です。また配線を内部へ収める設計も行いやすいため、見た目を整理しながら業務効率向上につなげやすくなります。 遮音性・プライバシー性を確保しやすくなる 造作壁は、会議室や応接室、集中スペースなど、音や視線への配慮が必要な場所に適した間仕切りです。固定式の壁として施工するため、簡易的なパーテーションよりも空間をしっかり区切りやすい特徴があります。 近年では、Web会議の増加に伴い、音漏れ対策を重視する企業も増えています。造作壁を設置することで、打ち合わせ内容やオンライン会議の音声が周囲へ漏れにくい環境を整えやすくなるでしょう。 オフィスの造作工事を行うデメリット オフィスの造作工事にはいくつかのデメリットもあります。併せて確認しておきましょう。 施工に費用や期間がかかる 造作工事は、現場に合わせて下地づくりや仕上げを行うため、既製品を設置する工事よりも工程が増えやすい特徴があります。 例えば、造作壁では下地組みや石膏ボード施工、クロス仕上げ、電気設備の調整などの作業が発生します。そのため、仕様によっては工期が長くなる場合があります。営業中のオフィスでは、工事期間中の業務への影響にも配慮が必要です。 また使用する素材や設備によって費用も変わります。ガラスやタイルなどを多用するとコストが上がりやすいため、予算に応じて仕上げ材を選定することが重要です。 レイアウト変更に対応しにくい 造作壁や造作家具は、空間に合わせて固定設置されることが多くあります。そのため、設置後に簡単に移動や再配置を行いにくい点がデメリットです。例えば、部署構成変更や人員増減が発生すると、既存レイアウトでは使いにくくなる場合があります。 また固定家具を増やしすぎると、将来的なレイアウト変更時に制約が生まれやすくなります。可変性を重視する場所では、造作壁ではなくパーテーションを活用する方法もあります。 原状回復の費用が高くなりやすい 賃貸オフィスで造作工事を行う場合、退去時に原状回復工事が高額になることがあります。造作壁や造作家具は建物へ固定されるため、撤去時に解体や補修作業が発生しやすくなります。 例えば、造作壁の解体や壁・床の補修、クロスの張り替え、配線撤去などが必要になるケースがあります。施工内容によっては、原状回復費用が高額になる場合もあるでしょう。 また原状回復の範囲は、賃貸借契約やビル管理規約によって異なります。そのため、工事前には施工可否だけではなく、退去時の費用負担や原状回復条件も確認しておくことが重要です。 オフィスの造作工事の流れ オフィスの造作工事は、いきなり施工内容を決めるのではなく、事前確認から段階的に進めることが重要です。工事内容や費用、スケジュール、完成後の確認まで順序立てて進めることで、施工中や運用開始後のトラブルを防ぎやすくなるでしょう。 ここでは、オフィスの造作工事を進める一般的な流れについて説明します。 1.ビルの管理会社やオーナーに確認する 賃貸オフィスで造作工事を行う場合は、まずビルの管理会社やオーナーへ確認を行います。造作壁や造作家具は、床・壁・天井へ固定するケースがあるためです。 無断で工事を進めると、契約違反や退去時トラブルにつながる可能性があります。ビルによっては、工事申請書や施工図の提出を求められる場合もあります。 また以下のような項目も確認が必要です。 ● 工事可能な時間帯● 搬入経路● 騒音や粉じん対策● 原状回復範囲● 消防・防災設備への影響 さらに、他テナントへの配慮も欠かせません。ビルごとに工事ルールは異なるため、事前に確認しながら進めることが重要です。 2.工事の方向性を決める 次に、造作工事で何を実現したいのかを整理します。目的によって必要な工事内容は変わるため、優先順位を明確にすることが大切です。 例えば、以下のような目的が考えられます。 ● 会議室の遮音性を高めたい● 受付の印象を改善したい● 収納を増やしたい● 執務スペースを区切りたい 方向性を決める際は、造作壁や造作家具、照明、仕上げ材などの仕様も大まかに整理します。施工業者へ要望を伝えやすくなり、完成イメージを共有しやすくなるためです。  3.施工業者に相談し見積もりを取る 工事内容が固まったら、施工業者へ相談し、具体的な見積もりを取ります。造作工事は仕様によって費用が変わるため、施工範囲を細かく確認することが重要です。材料費や施工費だけではなく、設計費や搬入費、廃材処分費なども含めて確認しておきましょう。 なお、必要に応じて複数の業者から見積もりを取ることも大切です。見積もりを見比べることで費用相場を掴みやすくなる他、やり取りを通して業者の信頼性も確認できます。 4.工事のスケジュールを調整する 見積もり内容に問題がなければ、工事スケジュールを調整します。造作工事は現場加工や仕上げ作業を伴うため、パーテーション設置より工期が長くなる場合があります。 営業中のオフィスで施工する場合は、業務への影響を抑える配慮も必要です。影響範囲の大きな作業は、休日や夜間に行ってもらうことも検討しましょう。 さらに、繁忙期を避けることで、社内業務への影響を抑えやすくなる場合もあります。施工側だけではなく、利用者側も事前準備を進めながらスケジュールを管理しましょう。 5.完成後に仕上がりを確認する 工事完了後は、仕上がりや設備動作を確認します。利用開始後のトラブルを防ぐためにも、引き渡し前のチェックは重要です。 例えば、以下のような項目を確認します。 ● 壁やクロスの傷・汚れ● 棚やカウンターの固定状態● 建具の開閉● コンセントや照明の動作● 空調の効き方 会議室や集中スペースでは、音漏れの程度も確認しておくと安心です。また実際の利用動線を想定しながら、使いにくい箇所がないかも確認しておきましょう。 不具合や気になる点があれば、引き渡し時に施工業者へ相談します。完成したら終わりではなく、運用開始前の確認まで含めて造作工事と考えることが重要です。 まとめ オフィスの造作工事は、企業イメージや用途に合わせて空間を作り込みやすい点が特徴です。造作壁や造作家具、照明などを活用することで、収納性や動線、遮音性を改善しやすくなります。 一方で、造作工事には費用や工期がかかる場合があります。また固定式の設備はレイアウト変更に対応しにくく、賃貸オフィスでは原状回復費用も考慮しなければなりません。 そのため、管理会社やオーナー確認を行いながら、目的や優先順位を整理したうえで進めることが重要です。デザイン性だけではなく、業務効率や将来的な運用も踏まえながら検討する必要があります。 オフィス環境は、働きやすさや来客印象にも影響します。自社に合った空間づくりを行うためにも、専門業者へ相談しながら計画的に進めるとよいでしょう。 オフィスの移転やレイアウト変更をお考えの際は「オフィス賃貸の総合窓口」までご相談ください。大阪・東京を中心に賃貸オフィス物件を数多く取り扱っている他、提携する内装業者の手配も可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
2026.6.1
不動産豆知識
安藤
オフィスの通路幅の目安は? 限られたスペースで適切な幅を確保する方法も解説

 オフィスの通路幅は働きやすさや災害時の安全性に関わる重要な要素です。しかし、オフィスレイアウトを検討する際、デスク配置や会議室の広さに注目する企業は多い一方、通路幅まで十分に意識できていないケースは少なくありません。 本記事では、オフィスの通路幅の目安や参考になる基準、限られたスペースでも適切な通路幅を確保する方法について解説します。自社オフィスのレイアウトを見直したい方は、ぜひ参考にしてください。 この記事で分かること● オフィスの通路幅は、業務効率や安全性、バリアフリー対応に関わる重要な要素● オフィスの適切な通路幅は1.2m以上が一つの目安となる● コンパクトな家具を選定するなどの工夫により、限られたスペースでも通路幅を確保しやすくなる オフィスで適切な通路幅を確保するべき理由 オフィスの通路幅は、従業員の移動しやすさだけではなく、安全性や働きやすさにも影響します。席数を優先し過ぎると通路が狭くなり、業務効率や快適性が低下する可能性があります。 また近年はフリーアドレスやABWなど、多様な働き方に対応したオフィス設計も増えています。そのため、単に通行できるだけではなく、快適に移動できる通路幅を確保する視点も重要です。 スムーズな動線を確保するため 通路幅が不足しているオフィスでは、人のすれ違いや移動がしにくくなります。特に出入口や複合機周辺、会議室前などは人の往来が集中しやすく、狭い通路では混雑や接触が起こりやすくなるでしょう。 例えば、イスを引いた状態で後ろを人が通れない場合、離席のたびに周囲が動かなければならず、小さなストレスが積み重なります。また複数人が同時に移動する時間帯では、動線が滞留しやすくなるケースもあります。 そのため、オフィスレイアウトを設計する際は、人の流れを想定しながらメイン動線とサブ動線を分けて考えることが重要です。十分な通路幅を確保できれば、従業員や来訪者が移動しやすくなり、快適な執務環境につながります。 安全な避難経路を確保するため オフィスの通路は、日常的な移動だけではなく、災害時の避難経路としても重要な役割を持ちます。地震や火災が発生した際、通路幅が狭いと避難に時間がかかり、混乱や転倒のリスクが高まる可能性があります。 また通路に段ボールや収納用品、観葉植物などを置いていると、避難の妨げになる場合があります。特に非常口周辺に物品を置いてしまうと、安全に避難できなくなるおそれもあるため注意が必要です。 建築基準法や消防法では、避難経路に関する考え方が定められています。ただし、必要な通路幅は建物条件や用途によって異なるため、法令上の最低基準だけではなく、実際の使いやすさも考慮しながら設計することが重要です。 作業効率の低下を防ぐため 通路幅が不足しているオフィスでは、移動時のストレスが増えやすくなります。例えば、人を避けながら移動したり、イスを何度も引き直したりする必要があると、日常業務に小さなロスが発生します。 特に複合機や共有収納周辺は、人が滞留しやすい場所です。通路が狭いと移動が重なりやすくなり、業務の中断が増える可能性があります。また圧迫感や人との接触が増えることで、集中力低下につながるケースもあるでしょう。 オフィスの生産性は、単にデスク数を増やせば向上するわけではありません。従業員がスムーズに行動できる環境を整えることも重要です。通路幅を適切に確保することで、業務効率や働きやすさの改善につながります。 バリアフリーなオフィスにするため近年は、多様な人が働きやすいオフィス環境づくりが求められています。そのため、通路幅についても、身体的条件に関わらず移動しやすい設計が重要です。 例えば、車いす利用者が通行する場合、一般的な通路よりも広い幅が必要になります。また高齢者や荷物を持った来訪者などにとっても、余裕のある通路は移動しやすさにつながるでしょう。 通路幅を適切に確保することで、従業員だけではなく来訪者にとっても利用しやすいオフィスになります。 オフィスの通路幅の基本寸法 オフィスの通路幅は、利用人数や用途に応じて適切な寸法が異なります。一般的には、1人が通行する場合に必要な幅は60cmが目安です。2人がすれ違うことを想定する場合は、1.2m以上を確保すると良いでしょう。 また人の往来が多い通路では、より余裕を持った設計が望まれます。複合機の周辺や会議室前といった混雑しやすい場所では、1.6m以上を確保できるとなお良いでしょう。 さらに、オフィスの通路幅を検討する際は、関連する法規を参考にするのも一つの方法です。以下では、代表的な法規の内容を紹介します。建築基準法に基づく通路幅 建築基準法施行令第119条では、火災などの災害時に安全に避難できるよう「廊下幅」について一定の基準が定められています。ここでいう「廊下幅」とは、主に建物共用部の廊下を対象としたものであり、執務室内の通路のことではありませんが、考え方の参考になるでしょう。 具体的には以下のような基準が定められています。  ※参考:e-Gov法令検索.「建築基準法施行令」."第119条".https://laws.e-gov.go.jp/law/325CO0000000338#Mp-Ch_5-Se_2-At_119 ,(参照2026-05-20). 労働安全衛生規則に基づく通路幅 労働安全衛生規則第543条では、機械間や設備間に設ける通路について、幅800mm以上を確保することが定められています。主に工場などを想定した規則ですが、オフィスでも安全確保の観点で参考にできるでしょう。 例えば、以下のような設備周辺では、この考え方を適用できます。 ● 複合機周辺● 書庫周辺● サーバーラック周辺● 共用収納スペース周辺 ただし、800mmはあくまで最低限の安全基準です。安全面だけではなく作業性も考慮しながら、余裕を持った通路幅を確保しましょう。 ※参考:e-Gov法令検索.「労働安全衛生規則」."第543条".https://laws.e-gov.go.jp/law/347M50002000032#Mp-Pa_2-Ch_10-Se_1 ,(参照2026-05-20). 消防法に基づく通路幅 消防法では、オフィスの通路幅について具体的な数値基準を定めているわけではありません。ただし、火災発生時などに安全かつ迅速に避難できるよう、避難経路を確保することが求められています。 例えば、東京都消防庁による指針として、メインとなる避難通路は直線状に確保し、幅1.2m以上を確保する旨が示されています。加えて、避難通路や出入口の周辺に家具類を置かないことの重要性も強調されています。 通路上に以下のようなものを置いていると避難の妨げになるリスクがあります。 ● 従業員個人の荷物● 書類を入れた段ボール● キャビネット● 観葉植物● 台車 など 最低限の通路幅を確保することはもちろん、物品の放置により狭めてしまわないよう注意しましょう。 ※参考:東京都消防庁.「オフィスの家具転対策」.”1. レイアウトの見直しと安全スペースの確保”. https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/bou_topic/kaguten/measures_office.html , (参照2026-05-20). オフィスで適切な通路幅を確保する方法 限られたオフィスの面積でも、家具の選定やレイアウトを工夫することで通路幅を確保しやすくなります。ここでは、オフィスで適切な通路幅を確保する方法について解説します。 コンパクトなデスクを選ぶ オフィスの面積が限られている場合は、デスクのサイズを見直すことで通路幅を確保しやすくなります。例えばノートパソコンを中心に使う業務であれば、さほど大きなデスクは必要ないでしょう。 ただし、デスクを小さくし過ぎると、資料を広げにくくなったり、モニター設置スペースが不足したりする可能性があります。業務内容や働き方に応じてデスクのサイズを検討することが大切です。 奥行の浅い収納を選ぶ収納家具は便利である一方、サイズや配置によっては通路幅を圧迫する原因になります。特に奥行の深い収納を通路沿いに配置すると、人の移動スペースが狭くなりやすくなります。 限られた空間では、浅型収納や壁面収納を活用することで、通路幅を確保しながら収納量を維持しやすくなるでしょう。また共用収納と個人収納を整理することで、無駄な収納スペースを減らせる場合もあります。 さらに、使用頻度の低い書類を別スペースへ集約したり、ペーパーレス化を進めたりする方法も有効です。保管書類が減れば、収納自体をコンパクトにできる可能性があります。 引き戸やオープン収納を活用する 収納設備の種類によっても、必要な通路幅は変わります。例えば、開き戸タイプのドアや収納は開けた際に通路スペースを塞ぎやすく、人との接触リスクが高まる場合があります。 そのため、限られたスペースではや引き戸やオープン収納を採用することで、通路を圧迫しにくくなります。特に人通りが多い場所では、開閉時に扉がぶつかってしまう事故を防ぐことにもつながるでしょう。 フリーアドレスを導入して席数を減らす 固定席を前提としたレイアウトでは、人数分のデスクを常時配置する必要があります。そのため、席数を優先し過ぎると、通路が狭くなりやすくなります。 フリーアドレスを導入すれば、出社率に応じて席数を削減できるため、空いたスペースを通路へ充てやすくなります。特にテレワークを併用している企業に適した工夫といえるでしょう。 ただし、フリーアドレスは全ての企業に向いているわけではありません。業務内容や組織文化によっては、固定席の方が働きやすい場合もあります。導入する際は、コミュニケーションや運用ルールも含めて検討することが重要です。 まとめ オフィスの通路幅は、単なる移動スペースではなく、業務効率や安全性、快適性に大きく関わる要素です。通路が狭いと、人の移動がしにくくなるだけではなく、災害時の避難や日常業務にも影響を与える可能性があります。 また人通りの多いメイン通路とそれ以外とでは必要な寸法が異なります。建築基準法や労働安全衛生規則、消防法などの考え方も踏まえながら、用途に応じた通路設計を行うことが重要です。 限られたスペースでも、家具選定や収納計画、フリーアドレス導入などを工夫することで、通路幅を確保しやすくなります。単に席数を増やすのではなく、働きやすさとのバランスを考慮することが大切です。 オフィスの移転をお考えの際には「オフィス賃貸の総合窓口」をぜひご活用ください。大阪・東京を中心に賃貸オフィス物件を数多く取り扱っている他、提携する内装業者などのご紹介も可能です。まずはお気軽にお問い合わせください  
2026.5.29
日常ブログ
末藤
プロ野球シーズンが始まりました!

皆さんこんにちは!東京支店営業の末藤です!GWも終わり皆さんはどのような日常を過ごしていますか?私は遂にプロ野球のシーズンが始まったということで野球観戦をたまに楽しんでおります!GWは埼玉県所沢市のベルーナドームに行きました!ユニフォームに帽子とメガホンでやる気満々です(笑)この日はこどもの日ということもあり子供たちがたくさんいて、またポケモンと球場がコラボしていてとても楽しい雰囲気でした。またつい先日も交流戦で読売ジャイアンツとの試合で東京ドームに行ってきました!好きな正木智也選手の応援歌を初めて生で聴けたり、松本裕樹選手の登板を見れたりで最高でした。またトレードで最近入団した山本佑大選手のホームラン、栗原陵矢選手の2本のホームランも見れて大盛り上がりでした!ちなみに私は現地観戦の日の勝率が高く、本ブログの2試合とも見事逆転勝ちで嬉しかったです(^▽^)夏になり暑くなってきたらZOZOマリンスタジアムなども行きたいなあと思っています!皆さんの応援しているチームや選手がいたら是非教えてください!これから梅雨の季節になりますが、体調にお気をつけていい休日を過ごしましょう!最後までお読みいただきありがとうございました。
2026.5.26
物件情報
梅田
☆新規窓口物件情報☆

こんにちは。梅田です。今回弊社で新たに窓口をさせていただくことになった物件の紹介をさせていただきます!!■物件情報【ビル名】HOSOI(HP)【住所】大阪府大阪市中央区本町4丁目4番27号【最寄駅】大阪メトロ御堂筋線 本町駅 徒歩2分【竣工/構造】1970年3月築/鉄骨鉄筋コンクリート造/地上9階地下1階■募集区画6階 A区画 18.8坪☆おすすめポイント什器・備品付きの「セットアップオフィス」2面採光の明るい18.8坪の空間に、WEB会議に超便利な「完全個室型のワークブース」やエントランススペースも完備。内装費を抑えてすぐにスタートできます!※家具設置前のお写真になります。6階 B区画 7.7坪   C区画 7.5坪☆おすすめポイント・サービス店舗相談可能! エステなどのサロン系店舗のご相談、大歓迎です(※飲食店は不可となります)。・週末も安心の運営体制! 土日祝日も1階入口は時間内OPENしているため、お客様をスムーズにお迎えできます。■ビルの魅力ポイント・圧倒的なアクセスの良さ:「御堂筋線 本町駅」徒歩2分、さらに四ツ橋線・中央線の出口も5分圏内という、全方位に強い立地。・角ビルならではの開放感:窓が多く、採光良好。働くスタッフのモチベーションも上がる明るい空間です。【まとめ】人気の本町エリア、リノベ直後の綺麗な状態を見られるのは今だけです!詳細なご相談やご案内に関しては、担当の梅田までお気軽にお電話ください!HOSOI(HP)その他のお問い合わせ(HPトップ)
2026.5.22
日常ブログ
大西
北浜にOPENした『担々麺 渾ひ』さんへ行ってきました!

こんにちは!営業の大西です!先日、弊社にて物件をご契約いただいたお客様のお店「担々麺 渾ひ(まろひ)」さんが北浜にOPENされましたので、早速お伺いしてきました!店前には紺色の暖簾が掛かっており、落ち着いた雰囲気。地下へ降りていく入口も隠れ家的な感じで、とても良い空間でした。今回いただいたのは看板メニューの担々麺。スパイスの香りがしっかりありながら、辛さだけでなく旨味とのバランスも良く、とても美味しかったです! 肉味噌やラー油、水菜のアクセントも良く、最後まで飽きずに楽しめる一杯でした。宝塚・逆瀬川の「中国菜 香山」宇陀シェフ監修とのことで、細かな部分までこだわりを感じました。ランチは担々麺専門店「渾ひ」、ディナーは「Pêle-mêle(ペルメル)」として、中華ベースのお料理とワインを楽しめるお店として営業されるそうです!北浜エリアでランチをお探しの方にもおすすめのお店です! OPEN誠におめでとうございます! またすぐお伺いさせていただきます!【担々麺 渾ひ】住所:大阪市中央区平野町2-2-8 イシモトビル B1F営業時間:11:30〜14:00(L.O.14:00)土日祝休https://www.instagram.com/tantanmen_maroi?igsh=MWhvbWJvdnF3emtxMw%3D%3D【Pêle-mêle(ペルメル)】 営業時間:18:00〜22:00 ※前日までの予約制 日月祝休https://www.instagram.com/pele_mele_kitahama?igsh=MTJ5aG0ybDdrMGwwag%3D%3D弊社では事務所だけでなく、店舗(飲食店)物件のご紹介も行っております。新規出店・移転をご検討の方は、是非お気軽にお問い合わせください!
2026.5.19
物件情報
武藤
新築ハイグレードビル!UMEDA EAST CROSSの内覧会に行ってきました!

こんにちは、大阪営業の武藤です。本日は梅田エリアの新築物件の内覧会に参加してきましたのでご紹介をさせていただきます!■物件情報【ビル名】UMEDA EAST CROSS【住所】大阪府大阪市北区堂山町7-9【最寄駅】Osaka Metro谷町線「東梅田」駅 徒歩1分、御堂筋線「梅田」駅 徒歩2分、JR「大阪」駅 徒歩8分【竣工/構造】2025年9月築 / 鉄骨造(S造) 地上14階建て■アクセス梅田駅・東梅田駅からのアクセス・・・・・徒歩約7分新大阪駅からのアクセス・・・・・電車15分 車15分関西空港からのアクセス・・・・電車60分 車50分伊丹空港からのアクセス・・・・電車/バス40分 車20分【物件のエリア情報】梅田・堂山町エリアは、西日本最大のターミナルである「大阪駅」「梅田駅」から徒歩圏内の活気あるエリアです。ビジネス街と商業の中心地であり、大阪市内はもちろん他府県へのアクセスも抜群に良く、非常に利便性の高い環境です。【物件の利用イメージ】募集している約159.33坪のワンフロアは、一般的に40名~50名規模の企業様に最適なサイズです。(※分割区画でのご利用を検討の際はお気軽にご相談ください)【物件写真】エントランス貸室テラス【担当者の推しポイント】2025年に竣工したばかりの最新鋭ハイグレードオフィスです。屋上テラス等ワーカーのモチベーションを高める環境が整っています。設備面も充実しており、快適かつにご利用いただけます。【まとめ】複数路線が利用できる圧倒的なアクセス性と、新築ならではの最新設備が魅力的な物件です。お問合せお待ちしております。UMEDA EAST CROSSの最新情報は【こちら】その他の物件検索は【オフィス賃貸の総合窓口】
2026.5.15
物件情報
戸田
【内覧会情報】人気の谷四エリア、ワンフロアワンテナントの内本町松林ビル♪

みなさま、こんにちは。営業の戸田です。身体を柔らかくしたくて、最近ストレッチを頑張っています(笑)さて、今回は谷町四丁目駅すぐにある内本町松林ビルの内覧会に行ってまいりましたのでご紹介させて頂きます!【物件名】内本町松林ビル【住所】大阪市中央区内本町1丁目2-6 (GoogleMap)【アクセス】大阪メトロ谷町線 「谷町四丁目」駅 徒歩2分大阪メトロ中央線 「谷町四丁目」駅 徒歩4分【ビルスペック】竣工:1992年7月 ☆新耐震基準となります!構造:鉄骨鉄筋コンクリート造規模:地上10階建【建物設備/施設】天井高:約2,400mm床仕様:OAフロア空調:個別空調エレベーター:1基トイレ:男女別セキュリティ:24時間機械警備その他:正面玄関に関してはオートロック機能のため、常時クローズしております。【物件外観写真】【共用部写真】【6階貸室内写真+室内からの眺望】【6階共用部写真】【担当者コメント】1フロアに1テナントの事業用物件となりますので、他のテナントの方もいないので、お手洗い(男女別)や給湯室の共用部については、自社専用としてお使いが可能です。共用部になるので、清掃も管理会社の方で対応するのも魅力的です!今回ご紹介した物件の最新情報はこちらその他の物件の検索は【オフィス賃貸の総合窓口】へお問合せお待ちしております!!
2026.5.13
不動産豆知識
安藤
オフィスのBCP対策はどうする? 具体的な策定手順や物件選びのポイントを解説!

自然災害や感染症拡大、セキュリティインシデントといった緊急事態が発生すると、オフィスの機能を維持できなくなり、企業の経営に大きな打撃を与える可能性があります。こうした状況でも事業を継続、あるいは早期に復旧するために重要なのがBCP対策です。 本記事では、オフィスで想定しておきたいリスクや具体的な対策方法、BCPを策定する手順などについて解説します。加えて、BCPを重視したオフィス物件選びのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。 この記事で分かること● BCPとは緊急時に事業を継続・早期復旧するための計画のこと● オフィスにおいては主に自然災害・感染症拡大・セキュリティインシデントのリスクを想定するべき● 拠点の分散や非常用物資の準備、家具・設備の転倒対策、データのバックアップなどを行いリスクに備える そもそもBCPとは?  BCPとは「事業継続計画(Business Continuity Plan)」のことで、自然災害や感染症拡大、セキュリティインシデントといった緊急事態が発生した際に、事業を継続・早期復旧するための計画を指します。 BCPの策定に当たり考慮するべき要素は、ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源全般に及びますが、中でも重要な要素の一つがオフィスです。オフィスの機能を維持できなければ、企業の意思決定や実務が滞り経営が揺らいでしまいます。 これは製造業や小売業といった、現場拠点が別にある業態も例外ではありません。たとえ生産や販売を担う拠点が無事でも、それらを統括するオフィスが機能しなければ、事業全体に混乱が生じる可能性があります。 あらかじめBCPを策定しておくことで、非常時の混乱を最小限に抑えられ、取引先や顧客からの信頼を守ることにつながるでしょう。 BCPの観点で想定しておきたいオフィスのリスク では、具体的にオフィスにおいてどのようなリスクを想定しておけばよいのでしょうか。ここでは、主要な3つのリスクを取り上げます。 自然災害のリスク 地震や台風、豪雨といった自然災害は、オフィスの建物や設備に直接被害を与える可能性があります。また停電や火災、家具の転倒などの二次被害につながることも想定しておかなければなりません。 あるいは、オフィスが無事であっても交通機関の混乱によって従業員の出社・帰宅が困難になるケースも考えられます。実際に、2024年8月には東京で局地的な豪雨が発生し、東京メトロの駅構内が約20年ぶりに浸水する事態となりました。 このように、オフィスの立地や状態によっては建物そのものが被害を受ける他、出社・帰宅が困難になることで実質的にオフィスが機能しなくなるリスクもあります。 感染症拡大のリスク 感染症の拡大も、オフィスの利用や事業の継続に支障をきたすリスクとして想定しておく必要があります。社内で感染が広がれば、オフィスの一時閉鎖や出社制限を余儀なくされ、業務を継続できなくなるかもしれません。 また先の新型コロナウイルス感染症のように、世界的な大流行にまで至った場合、サプライチェーンの混乱により必要な物資やサービスを確保できなくなることも考えられます。 セキュリティインシデントのリスク 不法侵入・サイバー攻撃などによる情報漏えいといったセキュリティインシデントのリスクも想定しておく必要があります。 不法侵入の手口としては、正規の従業員の後に付いて侵入する「共連れ」や、清掃員・宅配業者を装って侵入を試みる手法が代表的です。また不法侵入に限らず、来客対応の際にパソコンの画面やデスク上の資料を見られてしまい情報漏えいにつながることもあります。 さらに、近年はランサムウェアなどを用いたサイバー攻撃により、企業のシステムが被害を受けるケースも増えています。今や多くの企業にとってネットワークやサーバーといったITインフラは事業継続のために不可欠となっており、サイバー攻撃により実質的にオフィスの機能が停止してしまうリスクも考慮に入れておくべきでしょう。 オフィスにおけるBCP対策の具体例 先述したように、BCPとは「事業継続計画」を意味する言葉です。一方で、近年ではその具体的な準備や取り組みを指して「BCP対策」という使い方も浸透しています。 ここでは、オフィス機能の維持に焦点を当て、BCP対策の具体例をいくつか紹介します。 拠点を分散する まず、支社やサテライトオフィスを設け、拠点を分散させておくことが挙げられます。オフィス機能を一カ所に集約していると、自然災害や感染症による被害を受けた際に、事業全体が停止してしまいかねません。 複数の拠点で業務を分担できる体制を整えておけば、もし一つの拠点が機能しなくなっても、他の拠点が業務を引き継げます。 非常用物資を用意する 自然災害や交通機関の乱れなどにより従業員が帰宅困難になった場合に備え、非常用物資を用意しておくことも大切です。具体的には、以下のような物資を用意しておくと良いでしょう。 これらの物資は定期的に点検を行い、劣化・故障しているものは入れ替えましょう。 家具や設備の転倒対策をする 書棚や背の高いキャビネット、大型のOA機器などをしっかりと固定しておくことも大切です。転倒対策がなされていないと、大きな地震が発生した際に以下のようなリスクが考えられます。 ● 従業員が家具や設備の下敷きになる● 重要な機器が故障し、業務再開が困難になる● 設備や周囲の配線が損傷し、漏電や火災につながる また倒れた家具などが通路を防ぎ、避難が遅れる事態も考えられます。必要に応じてレイアウトの見直しも行いましょう。 データをクラウドにバックアップする 自然災害などによりオフィス内で運用しているサーバーが損傷すると、事業や顧客に関するデータが丸ごと失われる恐れがあります。またオフィスへの出社や立ち入りが困難になった場合に、サーバーの保守・運用ができなくなってしまいます。そのため、重要なデータはクラウド上にバックアップし、リスクを分散することが重要です。 オフィスにおけるBCPを策定する手順 緊急事態への対策を個別に検討するだけでは、いざというときに現場が迷わずに行動に移すのは困難でしょう。緊急時の行動指針をBCPとして体系化しておくことで、より実行しやすくなります。 ここでは、BCPを策定する際の基本的な手順を4ステップに分けて紹介します。 1.担当者を決め方針を定める まずは、BCPの策定を担当するメンバーを決め、策定の目的や役割分担を固めます。緊急時には全社での対応が求められるため、経営層や総務部門だけではなく、情報システム部門や各事業の責任者などを含めた横断的な体制を整えるのが理想です。 なお、策定の方針に迷った際は、中小企業庁が提供する「中小企業BCP策定運用指針」を参考にすると良いでしょう(※)。 ※中小企業庁.「中小企業BCP策定運用指針」.https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/ ,(参照2026-02-12). 2.優先するべき業務を特定する 次に、緊急時でも継続しなければならない業務を洗い出します。全ての業務を等しく維持することは難しいため、優先順位を付けて対応するのが現実的です。 例えば、基幹システムの保守・運用や顧客対応など、停止による悪影響が大きい業務を特定します。 3.リスクを洗い出し、対策を考える 優先するべき業務が決まったら、それを妨げるリスクを具体的に想定します。先述した自然災害・感染症拡大・セキュリティインシデントといった大きな枠組みから分解していき、具体的なシチュエーションまで落とし込んでいくと良いでしょう。 さらに、洗い出したリスクへの対策を併せて検討します。以下に例を挙げます。 このようにリスクとその対策を網羅的に整理しておくことで、緊急時に場当たり的な対応を取らずに済むでしょう。 4.計画として文書化する 検討した内容を文書化し、誰が見ても理解できる形にまとめます。記載する内容や様式に迷った際は、中小企業庁が提供するフォーマットを活用するのがおすすめです(※)。内容は定期的に見直し、必要に応じて更新しましょう。 またBCPを策定するだけでは不十分です。従業員への周知や訓練を通じて社内に浸透させ、緊急時に従業員が迷わず動ける状態を目指しましょう。 ※中小企業庁.「中小企業BCP策定運用指針」.https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/ ,(参照2026-02-12). BCPを重視したオフィス物件選びのポイント 今後オフィスを移転したり、新たに拠点を開設したりする際は、BCPの観点で有利な物件を選ぶことも重要です。ここでは、BCPを重視したオフィス物件選びのポイントを紹介します。 周辺環境 オフィスの周辺環境は、災害時の被害規模に直結します。例えば、洪水や高潮などの浸水リスクが高い地域では、オフィスを使用できなくなったり、出社が困難になったりするリスクが高いといえます。 自治体が公表するハザードマップを確認し、災害による深刻な被害が想定される区域に該当しないかを事前に把握することが重要です。周辺の避難場所や交通アクセスも含め、非常時の安全性を確認しておく必要があります。 耐震性 地震大国である日本では、建物の耐震性も重要です。1981年の法改正後に標準となった「新耐震基準」に則った建物かどうかを確認しましょう。 1981年以前の建物であっても、法改正後に適切な耐震補強工事が行われていれば問題ありません。 セキュリティ性 自然災害だけではなく、不法侵入や情報漏えいといったリスクも、物件の選び方次第である程度の対策が可能です。例えば、セキュリティゲートがあるか、警備員が常駐しているか、十分な数の防犯カメラが備え付けられているかなどの点を確認しておくと良いでしょう。 またテナント側で入退室管理システムの導入や、来客用エリア・執務エリアのゾーニングを検討している場合は、必要な工事が認められるかどうかをオーナーや管理会社に確認しておくことも大切です。 まとめ 緊急時に事業を継続・早期復旧させるには、自然災害や感染症拡大、セキュリティインシデントなどさまざまなリスクを想定し、対策を講じる必要があります。事前にできる対策は徹底した上で、緊急時に取るべき行動や判断基準はBCPとして文書化し、従業員が迷わず対応できる体制を整えましょう。 オフィスの移転や新拠点の設立をお考えの際には「オフィス賃貸の総合窓口」をご活用ください。希望条件に合ったオフィス物件の紹介から、各種業者の手配までトータルサポートいたします。 【参考URL】 https://bosai-times.anpikakunin.com/bcp-formulation/https://www.ntt.com/bizon/bcp/planning-attention.htmlhttps://www.qac.jp/column/20230824/https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/level_c/bcpgl_01_1.htmlhttps://info.sp-network.co.jp/blog/what-is-bcphttps://www.qtpro.jp/blog/dccl/15.html
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