賃貸オフィス・賃貸事務所のトピックス・ブログ

ブログ記事一覧

2025.3.4
日常ブログ
武内
花粉の季節到来!オフィスでもできる花粉対策

こんにちは営業の武内です!3月に入り、ひな祭りを迎えると「春が来たな」と感じる反面、花粉症持ちにとってはつらい季節の始まりでもあります。私も毎年この時期は目のかゆみや鼻水に悩まされていて、仕事中も集中力が落ちがちです。。。そこで、オフィスでできる花粉対策をいくつかご紹介します!1. デスク周りを清潔に保つ花粉は衣服や髪に付着してオフィスに持ち込まれることが多いです。出社したらまず、服についた花粉を軽く払うデスク周りをこまめに拭き掃除する(特にPCのキーボードやマウスは意外と花粉が溜まりやすい!)空気清浄機を活用する(職場にあるなら、近くに置くのも◎)2. マスク&メガネのダブルガード通勤時の花粉対策として、不織布マスクをしっかり装着する(布マスクよりも花粉カット率が高い)花粉対策メガネを活用する(コンタクトの人は特に効果あり!)帰宅後はすぐに顔を洗い、うがいをする3. 花粉を室内に持ち込まない工夫上着はオフィスに入る前に外でしっかり払う加湿器を使って、花粉が舞いにくい環境をつくる服装は花粉がつきにくい素材(ポリエステルやナイロン)を選ぶ4. 花粉症に効く食べ物を取り入れる最近話題の「花粉症対策に良い食べ物」も試してみる価値あり!ヨーグルト(乳酸菌が免疫バランスを整える)レンコン(ポリフェノールが炎症を抑える)緑茶(カテキンの抗アレルギー作用)私は毎朝ヨーグルトを食べるようにしているのですが、続けていると少し楽になった気がします!春を楽しむために、しっかり対策を!ひな祭りの時期を迎えると「そろそろ本格的に花粉が…」と毎年感じますが、しっかり対策すれば少しは快適に過ごせるはず。今年も花粉に負けず、春を楽しみましょう!みなさんのおすすめの花粉対策があれば、ぜひ教えてください(^^
2025.2.28
不動産豆知識
安藤
大阪でオフィス移転におすすめのエリア7選! 選ぶ際のポイントも解説

オフィスを移転するには、移転先のエリアを絞り込んでから、そのエリア内の物件を探すのが一つの方法です。しかし、大阪のようにオフィスエリアが多い都市では、移転先のエリアを絞り込むだけで難しいことがあります。 そこで本記事では、大阪でオフィス移転を検討している企業の担当者の方が押さえておきたい、オフィス移転におすすめのエリア7選とエリア選定の際のポイントなどを解説します。 大阪でオフィス移転におすすめのエリア7選 大阪市内にはそれぞれ異なる特色を持ったオフィスエリアが複数あり、近年は再開発により、新たなオフィスエリアも登場しています。まずは、大阪でオフィス移転をする際におすすめの7エリアをご紹介します。 梅田エリア:大阪の中心地!抜群のアクセスとブランド力 梅田エリアは、JR、阪神、阪急、地下鉄各線の梅田各駅が集まる、巨大ターミナルの周辺に位置する西日本最大都市である大阪の玄関口で、かつ大阪市内最大の繁華街を擁するビジネス街としてブランド力の高いエリアです。近年再開発が行われ活気付いている梅田エリアは複数路線が集中しているためアクセス抜群で利便性が高いこと、今後も開発計画が進みさらなる発展が見込まれることから、人気が衰えないエリアといえるでしょう。 ・交通アクセス:JR大阪駅、阪急・阪神・地下鉄梅田駅・主要なオフィスビル:グランフロント大阪、大阪梅田ツインタワーズ・サウス、グラングリーン大阪 新大阪エリア:新幹線停車駅!出張の多い企業に最適 新幹線の発着駅であるJR新大阪駅周辺の新大阪エリアは、梅田エリアから淀川を挟んだ北側に位置する、関西国際空港へのアクセスも便利なアクセスの良いエリアです。 新大阪駅は今後もリニア中央新幹線や北陸新幹線、阪急新大阪線の乗り入れが期待されているため、東京に本社を構える企業、広範囲に事業を展開する企業の拠点として選択されることが多いのが特徴です(※1、※2、※3)。 ・交通アクセス:JR新大阪駅・主要なオフィスビル:新大阪トラストタワー、新大阪プライムタワー ※1 参考:リニア中央新幹線早期全線開業実現協議会.「TOPページ」.https://linear-osaka.jp/ ,(参照 2025-02-25). ※2 参考:国土交通省鉄道局.「北陸新幹線(敦賀・新大阪間)に関するご説明資料」.https://www.jrtt.go.jp/project/turuhannrennrakukaigi08.pdf,(参照 2025-02-25). ※3 参考:阪急阪神ホールディングス株式会社.「新線プロジェクト」.https://www.hankyu-hanshin.co.jp/jinji/project/project5.html ,(参照 2025-02-25). 淀屋橋・本町エリア:歴史と格式ある大阪の伝統的ビジネス街 大阪駅から1駅南側に位置する淀屋橋・本町エリアは、古くからビジネス街として知られる歴史と格式のある大阪を代表するオフィスエリアです。大手企業のオフィスや金融機関、大阪で長い歴史を持つ企業が集中するエリアで、地下鉄御堂筋線と京阪本線が利用でき、周辺のオフィスビルと地下道で接続されているアクセスの良さも魅力です。 淀屋橋駅周辺では再開発が進められており、淀屋橋駅の真上には2025年、地上29階、オフィスと商業施設が入る大型複合ビルが竣工予定となっています(※)。 ・交通アクセス:地下鉄・京阪本線淀屋橋駅、地下鉄本町駅・主要なオフィスビル:淀屋橋スクエア、日本生命淀屋橋ビル ※参考:(仮称)淀屋橋駅西地区市街地再開発事業.「公式/駅直結オフィス&商業大型複合ビル」.https://yodoyabashi-west-project.jp/ ,(参照 2025-02-25). 心斎橋・難波エリア:若手人材採用に強み!活気あふれる繁華街 本町エリアの南に位置する心斎橋・難波エリアは、百貨店などの大規模商業施設や大阪を代表する商店街がある、大阪有数の商業エリアです。大阪を代表する観光スポットの道頓堀もあるなど、観光客が多く訪れるエリアでもあります。 若者が集まる街として知られるアメリカ村を擁する、若い世代の往来が多く活気があるエリアなので、若者人材の採用に強みを持ちます。また、心斎橋エリアにはランドマークとなる高層ビルの開発が進められており、今後の発展が期待されます(※)。 ・交通アクセス:地下鉄心斎橋駅、地下鉄・南海電鉄なんば駅、JR・近鉄・阪神難波駅・主要なオフィスビル:パークスタワー、マルイト難波ビル ※参考:株式会社パルコ.「(仮称)心斎橋プロジェクト」について」.https://www.parco.co.jp/news/detail/?id=2549 ,(参照 2025-02-25). 中之島エリア:水都大阪を象徴する、再開発で注目のエリア 大阪市内を流れる淀川から分岐した堂島川と土佐堀川の中洲にある中之島エリアは「天下の台所」と呼ばれた大阪の中枢です。歴史的に見ても、古くから大阪の商業を担っていた水都大阪の象徴といえるエリアです。 中之島の東部には大阪市中央公会堂や府立中之島図書館などの文化施設が集まっていますが、西部は比較的新しい大型オフィスビルが立地しています。多くの金融業やIT企業がオフィスを構えており、現在は梅田エリアに並ぶ人気のオフィスエリアとなっています。 ・交通アクセス:京阪中之島駅・主要なオフィスビル:中之島フェスティバルタワー、中之島センタービル 江戸堀・靭公園エリア:緑豊かで洗練された、クリエイターが集う穴場 江戸堀エリア・靭公園エリアは、中之島から土佐堀川を挟んだ南側に広がるエリアです。北に中之島エリア、東に本町エリアが隣接していることから、江戸堀エリアもオフィス街として発展を続けています。 江戸堀の南側に隣接する靭公園は広大なバラ園があることで知られていますが、このエリアの周辺には広告代理店や大手企業があるため、クリエイティブ企業も集まっており、その影響で若手クリエイターが集まる街としても注目を集めています。 ・交通アクセス:地下鉄肥後橋駅、地下鉄本町駅・主要なオフィスビル:江戸堀センタービル 天王寺・阿倍野エリア:大阪の南の玄関口!再開発で変貌を遂げた新拠点 大阪市の南部に位置する天王寺・阿倍野エリアは、近年再開発により大型商業施設や超高層ビルが並び、進出する企業が増えているエリアです。 電車で関西国際空港に直接アクセスできるのが、天王寺・阿倍野エリアの魅力の一つです。大阪のビジネス街の南端の商業エリアという立地から、集客性を重視する企業や製造業や卸売業が多く進出しています。 ・交通アクセス:JR・地下鉄天王寺駅、地下鉄・近鉄・阪堺線阿倍野駅・主要なオフィスビル:あべのハルカス 大阪で今後注目のおすすめオフィスエリア2選 大阪は現在進行形で開発が進んでいる街で、これから新たなオフィスエリアが生まれる予定もあります。今後オフィスを選ぶ際に注目したいエリアが、以下の2カ所です。 大阪駅北側エリア:2027年まちびらき予定の再開発エリア JR大阪駅北側エリアでは、2002年より梅田貨物駅跡地の再開発が進んでいます。このエリアの再開発プロジェクト「うめきたプロジェクト」は、先行開発区域と2期区域に分かれており、先行開発区域は2013年にグランフロント大阪を含むエリアとしてまちびらきが完了しました(※1)。 続く2期区域が現在も再開発が進行中で、2024年11月にオフィスタワー「グラングリーン大阪 パークタワー」が竣工しています(※2)。その他にも都市公園や商業施設などの整備が予定されており、2027年に全体のまちびらきが予定されています(※1)。 ※1 参考:大阪市.「うめきた(大阪駅北地区)プロジェクト」.https://www.city.osaka.lg.jp/osakatokei/page/0000005308.html ,(参照 2025-02-25). ※2 参考:三菱地所オフィス情報.「グラングリーン大阪」. https://office.mec.co.jp/pickup/project_grandgreenosaka ,(参照 2025-02-25). 夢洲エリア:大阪・関西万博の開催地!今後の開発動向に注目 大阪湾に浮かぶ人工島にある夢洲エリアは、2025年の大阪・関西万博の開催地として注目のエリアです。2025年1月、このエリアに地下鉄夢洲駅が開業しました(※1)。 このエリアには「大阪IR(Integrated Resort)」というカジノを含む統合型リゾートの建設が予定されています(※2)。また、夢洲における国際観光拠点の形成に向けたまちづくりを実現するため、現在協議が重ねられており、いくつかの問題はあるものの、今後の動向が注目されます(※3)。 現在は地下鉄のみが延伸している夢洲エリアですが、他の鉄道事業者も延伸を検討しているので、将来的には国際的なビジネス拠点のオフィス移転先として魅力的なエリアとなる可能性があるでしょう。 ※1 参考:Osaka Metro.「Osaka Metro 中央線延伸部(コスモスクエア駅から夢洲駅間)が2025年1月19日(日曜日)に開業します」https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20240905_chuo_line_enshin.php ,(2024-09-05). ※2 参考:大阪府・大阪市 IR推進局.「TOPページ」.https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu220/osakair/,(参照 2025-02-25). ※3 参考:大阪市.「報道発表資料 「夢洲第2期区域マスタープランVer.1.0(案)」に対するパブリック・コメントを実施します」.https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/osakatokei/0000646132.html ,(参照 2025-02-25).  オフィス移転するエリアを選ぶ際のポイント これまでのオフィスと異なるエリアに移転する場合、オフィスの場所以外にもさまざまな要素が変わります。オフィスの移転は経営や従業員の職場環境に大きく関わることなので、移転先のエリアを選ぶ際は、以下でご紹介するポイントに踏まえて設定した条件に優先順位を付けて絞り込んでみましょう。 従業員の通勤時間 オフィスを移転する際にまずチェックしたいポイントが、通勤時間です。従来のオフィスよりも交通の便が悪いエリアや郊外エリアに移転してしまうと、通勤時間が長くなったり車での通勤を余儀なくされたりするなど、従業員の通勤に支障が出る可能性があります。 オフィスの移転を検討する際は、移転先のエリアの最寄り駅や利用可能な路線を確認することはもちろん、最寄り駅の使い勝手の良し悪しや、実際にオフィスから最寄り駅まで歩いてみて所要時間を確認するなどの確認が必要です。 周辺環境 オフィスの周辺環境も、移転エリアを検討する際に必ずチェックしておきたいポイントです。業務で必要な手続きを行うための公的機関や役所、金融機関が近隣にあれば、利便性がアップします。 オフィスの周辺に飲食店やコンビニエンスストアなどが多く立地していれば、昼食や休憩時に便利です。昼食を取る場は従業員同士のコミュニケーションの場となることが期待できるため、その選択肢が増えることが従業員の満足度アップに寄与するでしょう。 コスト オフィスの移転には、当然ながらコストがかかります。移転そのものにかかるコストに加えて賃料も今後かかってくるコストになりますが、移転先のエリアによっては坪単価が上がるために賃料も大幅に上がる可能性が考えられます。特に、都心部の利便性が高いエリアや人気の高いエリア、ブランド力のあるエリアは賃料が高い傾向にあるので、移転後にかかるコストも高くなることは明らかです。 賃料は移転後も支払い続ける必要があるコストとなるため、移転先エリアを選定するには予算と坪単価を照らし合わせてエリアを絞り込みましょう。 まとめ 大阪市内にはオフィス街が数多くあり、それぞれのエリアには独自の特徴やメリットがあります。オフィスエリアとして人気が高いエリアや再開発などで注目されているエリアはコストが高くなる傾向もあり、今後も再開発が続くエリアも複数あることから、オフィスの移転先は十分検討して選びたいところです。 大阪市内でオフィスの移転先に迷った場合は、賃貸オフィスや賃貸事務所を専門に取り扱う「オフィス賃貸の総合窓口」に相談してみましょう。大阪の主要オフィス街の物件を網羅しており、要望にマッチした物件の紹介が可能です。移転後も定期的な訪問や連絡を行う手厚いアフターフォローで、要望解決をサポートします。オフィス移転を検討中の人事責任者や総務担当者の方は、ぜひ一度オフィス賃貸の総合窓口へご相談ください。 
2025.2.28
不動産豆知識
安藤
オフィスレイアウトの変更がもたらす効果とは? 基本のレイアウトパターン5つも紹介!

従来、オフィスのレイアウトは職種や業種を問わず、島のように配置するのが一般的でした。しかし近年は、より従業員一人ひとりに適した作業環境を求め、さまざまなレイアウトが登場しています。 そこで本記事では、オフィス移転時に知っておきたいオフィスレイアウトの変更によって期待できる効果やレイアウト・デスク運用スタイルの種類について詳しく解説します。 オフィスレイアウトの変更がもたらす効果 オフィスのレイアウト変更は、単に従業員が仕事をする場所の配置を変えるだけではなく、業務や従業員のモチベーション向上、会社のイメージアップなど、さまざまな効果が期待できます。 生産性・業務効率の向上 オフィスのレイアウトを見直すことで、職種や働き方に適した環境を整えられ、仕事がしやすくなります。その結果、生産性や業務効率の向上が期待できます。 例えば、ミーティングや商談が多い職種が仕事をするエリアには小さめの会議室を複数設置する、また従業員が個別に取り組む業務なら一人ひとりが集中して取り組める個室ブースを設置するなど、仕事内容に合ったレイアウトに変更すれば効率的に仕事に取り組めます。 コミュニケーションの活性化 社内コミュニケーションは業務を円滑に進めるためのポイントの一つです。オフィスのレイアウトは従業員同士のコミュニケーションに大きく関係します。動線が悪く、通路が狭くて移動しづらいレイアウトでは同じ部署内の決まった人だけとやり取りをする傾向があるため、他部署とのコミュニケーションが希薄になりがちです。 そこでオフィスのレイアウトを変更して動線を改善し、人の流れを意識した配置にすると、従業員同士でやり取りがしやすくなり、コミュニケーションを活性化する効果が得られます。従業員同士のコミュニケーションが活発で風通しの良いオフィスは業務もスムーズに進められる環境であるため、結果的に生産性アップにもつながります。 企業ブランディング・イメージ向上 オフィスのレイアウト変更は、働く従業員だけではなく対外的にもメリットがあります。洗練されたレイアウトはオフィスを訪れた取引先や訪問者に良いイメージを残せるため、企業ブランディングやイメージアップが見込めます。 オフィスのレイアウトは、前述したようにコミュニケーションを活発化させるだけにとどまらず、働きやすい環境づくりにも貢献します。自社への良い印象を抱くことで、従業員のモチベーションやエンゲージメントが向上するので、定着率の向上や採用力強化も期待できるでしょう。 オフィスレイアウトの基本5パターン オフィスレイアウトには多くの種類がありますが、それぞれ作業効率や従業員同士のコミュニケーションの容易さなど異なる特徴やメリット・デメリットがあります。以下では、オフィスレイアウトの基本となる5種類のパターンをご紹介します。 島型レイアウト 島型レイアウトとは「対向型」や「対向島」とも呼ばれる、向かい合わせにしたデスクで島を作るレイアウトです。オフィスのレイアウトとしてポピュラーなパターンで、事務職や営業職といった部署やチーム単位で島を作るケースが多く見られます。一般的には、島の一方の端と通路を挟んだ場所、または島の一方の端と向かい合うように上長席を設置します。 島型レイアウトは同じ島の中でコミュニケーションを取りやすいので、活発に議論を交わせる環境を作れるのがメリットです。デスクをまとめているので電源の確保やケーブルの配線が容易で、席替えや増員時の対応がしやすくスペース効率が良い点も、島型レイアウトのメリットに挙げられます。 一方で、従業員が向かい合う配置なので周囲の目が気になりやすく、集中しにくい環境になること、通路スペースが必要な点がデメリットです。 背中合わせレイアウト 背中合わせレイアウトは、文字通り他の従業員と背中を合わせるようにデスクを配置するレイアウトです。対面を避けて集中できる個人の作業スペースを確保できる上に、振り返れば向かい合わせになれるので、コミュニケーションも取りやすいのがメリットです。個人で集中して行う業務と複数名で取り掛かる業務が混在している部署やチームに向いています。 スペースに余裕があれば、デスク間にパーテーションで区切ったりテーブルなどを置いて軽いミーティングスペースを作ったりすることが可能です。しかし、コミュニケーションを取るには振り返る必要があるため対向型よりコミュニケーションが取りづらい環境になること、対向型と比較するとレイアウト効率が落ちる点がデメリットです。 同向型レイアウト 同向型レイアウトはデスクを全て同じ方向に向けて設置する方法です。学校の教室やセミナールームなどで多く見られるレイアウトなので、「スクール式」と呼ばれることもあります。 全てのデスクが同じ方向を向いているので周囲の人と目が合うことがなく、集中できる環境を作れます。コールセンターや窓口業務などに向いているレイアウトで、講師が登壇する研修にも適したレイアウトです。 デメリットは、離れた席の人とコミュニケーションが取りにくくなることです。そのため、部署やチーム単位で取り組む業務にはあまり向いていません。 ブース型レイアウト ブース型レイアウトは、デスクとデスクの間やデスクの正面をパネルやパーテーションで区切る方法です。一つずつデスクを区切られるので、周囲の視線や音を遮って影響を受けにくく集中しやすい環境が作れるのが大きなメリットです。一人で行う作業が多い専門職やクリエイティブ職に向いています。 周囲の目が気にならないメリットがある一方で、パネルやパーテーションで狭い空間に区切るため閉塞感が出やすいこと、周囲とコミュニケーションが取りにくい環境になることがデメリットです。またデスクに区切りを設置するためのコストがかかること、従業員の在席を目で見て確認しにくくなる点もブース型レイアウトのデメリットに挙げられます。 ブーメラン型レイアウト ブーメラン型レイアウトとは、ブーメランデスクという120度の角度が付いたデスクを3台使用し、3人で向かい合う一つの島を作る方法です。一人ひとりの作業スペースを広く取れるので、複数台のモニターを使用する業務に向いています。 デスクに角度が付いているので視線がぶつかることはありませんが、視線を向ければコミュニケーションを取れるので、集中できる環境を確保しつつも従業員とのコミュニケーションが求められる業種や企業に適したレイアウトです。 デメリットは、一般的なデスクよりも大きなブーメランデスクを使用するため広いスペースが必要で、スペース効率が悪くなることです。 オフィスでのデスク運用スタイル オフィスのレイアウトに加えて、デスクの運用スタイルは従業員の職場環境や業務遂行に関わるポイントです。効率的に業務を進めるためには、以下でご紹介する4種類の運用スタイルを知っておきましょう。 固定席 固定席は、オフィスのデスク運用で一般的なスタイルです。従業員の数のデスクを準備し、一人ひとりに固定した座席を割り当てます。毎日同じ席で業務を行うので仕事に適した環境を作りやすく、使い慣れた備品や仕事に必要な書類などをデスクに常備できるメリットがあります。 一人で完結する業務や専門性の高い業務に向いていますが、組織変更などが生じた際にレイアウト変更をしにくくなる点がデメリットです。 フリーアドレス フリーアドレスとは、固定席を設けずに毎日好きな席で業務を行うスタイルです。座席が固定されていないので隣にいる人が常に変わります。社内コミュニケーションの活発化を図る場合や、従業員一人ひとりの自律性を尊重する企業に向いています。また人数分のデスクを用意する必要がなくなるので、スペースを有効活用して狭い場所にオフィスを設ける際にも適した方法です。 フリーアドレスのデメリットは、席が固定されていないため毎日席を探す必要があること、荷物や備品を常備できないので個人で全て管理する必要があることです。 グループアドレス グループアドレスは、チームや部署などのグループ単位で座席を固定するスタイルです。チームや部署内での移動は自由ですが、座席の位置が一定の範囲で定められているので、フリーアドレスよりも座を確保しやすいメリットがあります。グループ内でのコミュニケーションが取りやすいことから、グループ単位で進める仕事や業種に適しています。 グループアドレスはグループ単位で座席が固定されるため、他グループとのコミュニケーションが取りにくくなる点がデメリットです。 ABW ABWとは「Activity Based Working」の略で、業務内容やその日の気分などで自由に働く場所を選択できるスタイルです。働く場所はオフィスだけに限らず、カフェやコワーキングスペースなども選択肢に入ります。自由度を高めることで、従業員のモチベーションや生産性の向上が期待できます。 ABWではオフィス内に複数のレイアウトを設置して、集中したいときはブース、コミュニケーションを取りながら仕事を進めたいときはカウンター式の座席などが選択可能です。 一般的な固定席とは異なるスタイルなので、多様性を重視する働き方や最先端の働き方を導入したい企業に適していますが、自由度が高い分従業員にスタイルを浸透させるには時間がかかること、一般的なオフィスよりも導入コストがかかる点がデメリットです。 まとめ オフィスのレイアウトには一般的なパターン以外にも複数の種類があり、デスクの運用スタイルもさまざまです。それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあるので、自社の業務内容や目的などに合わせて、適したレイアウトやデスク運用スタイルを導入することをおすすめします。 レイアウトを含めて自社に適した快適な職場環境を構築するためのオフィス移転を検討しているのであれば、オフィス賃貸専門サイト「オフィス賃貸の総合窓口」へご相談ください。東京と関西の豊富な事業用賃貸物件を取り扱っており、提携業者の紹介によりオフィス移転後のレイアウト変更も可能です。アフターフォローも充実しているので、オフィス移転を成功させるならトータルサポートが可能なオフィス賃貸の総合窓口を活用してみましょう。 
2025.2.28
物件情報
田中
【自社窓口物件】NAGASAKI VILL @カフェ居抜き区画

ビル名: NAGASAKI VILL住 所:大阪府大阪市西区江戸堀1丁目19番23号【ポイント】人気の飲食店エリアに希少区画が出ました。カフェ居抜きで飲食店もご相談可【アクセス】★大阪メトロ四ツ橋線・・・【肥後橋】徒歩2分★大阪メトロ御堂筋線・・・【淀屋橋】徒歩8分★梅田駅まで・・・・・・・・・・・・電車で11分/車で9分★新大阪駅まで・・・・・・・・・・・電車で19分/車で17分★関西空港まで・・・・・・・・・・・電車で61分/車で48分★大阪空港まで・・・・・・・・・・・電車で48分/車で40分【MAP】【ビルスペック】▲ 竣工年月日 / 耐震基準・・・・・・不詳/旧耐震▲ 構造・・・・・・・・・・・・・・鉄筋コンクリート造▲ ビル規模・・・・・・・・・・・・地上4階▲ 建物用途/区分・・・・・・・・・事務所/店舗【建物設備/施設】▲エレベーター→無し▲セキュリティ→機械警備有▲ 空調→個別空調▲ トイレ→共用部(男女別)/洋式・シャワートイレ▲シンク→有(手洗い)▲ 光ケーブル【電話線】→引き込み可能▲ 駐車場→無し▲ 駐輪場→無し【物件写真】1階12.5坪(実行85%)【担当者コメント】飲食店の居抜き区画です。以前はシーシャカフェを営んでおりました。現入居者様との相談にはなりますが、基本的に造作譲渡費等も御座いません。重飲食やカレー屋さん以外でしたら居酒屋等の飲食店もご相談可能です。人気の肥後橋エリアですので、お早めのお問合せおススメ致します。NAGASAKI VILL(1階)
2025.2.25
物件情報
梅田
【M.BALANCE+MIDOSUJIHOMMACHI】

梅田です。大阪ではまだ貴重なセットアップオフィスのご紹介をさせていただきます!【物件名】M.BALANCE+MIDOSUJIHOMMACHI【住所】大阪市中央区南久宝寺町4丁目4番7号【アクセス・MAP】★大阪メトロ御堂筋線【本町】駅   徒歩5分【心斎橋】駅  徒歩7分【地図】【ビルスペック・設備】▲ 竣工年月日 / 耐震基準・・2024年1月竣工 / 新耐震基準▲リニューアル・・・・・・2024年9月▲ 構造・・・・・・・・・・鉄筋コンクリート造▲ ビル規模・・・・・・・・地上10階建▲ 空調・・・・・・・・・・個別▲ エレベーター・・・・・・1基【おすすめポイント】☆内装家具付きフルセットアップ! ☆原復時の内装工事費原則不要!☆保証会社利用で敷金0可! ☆2024年1月竣工の新築ビル ☆2024年9月リニューアル後未入居!【外観】【エントランス】【専有部・貸室内】~コメント~大阪では珍しいセットアップオフィスになります。内装も豪華に仕上がっております!!こちらの物件今ならキャンペーンも実施しておりますので、気になる方は私、梅田までお問い合わせください!!!
2025.2.21
日常ブログ
藤坂
入社のご挨拶

初めまして!(・v・)/2025年1月から(株)エステートエージェンシーに入社しました、藤坂 香奈江と申します。生まれも育ちも兵庫県西宮市。社会人経験は海外で7年。生粋の関西人です!前職はオーストラリアで料理長をしていましたが、このたび帰国&転職し、不動産業界へ飛び込みました。全く異なる業界・職種・文化の中で、日々学ぶことばかりですが、新しい環境を楽しみながら過ごしています☆彡皆様の期待にできるだけ早く応えられるよう、全力で成長していきます!---------------------------もっと私を知ってもらうために ---------------------------------★ 趣味釣り / 料理 / 筋トレ / 人間観察 / 立ち飲み / 知らない人と話すこと / ネイル(NEW)★ 夢・闇を照らす月あかり(誰かの心に寄り添える存在になりたい)・スルメみたいな女(噛めば噛むほど味が出る、ガムみたいに味がなくならない女)・金閣寺を住所にすること(タクシーの運転手さんに「どちらまで?」と聞かれたとき、「金閣寺、私の家なんです」と言いたい)★ 経歴・甲子園球場8年のベテランアルバイター・Appleサポート・ウェイトレス in Canada・農業(バナナ) in Australia・料理長 in Australiaあまり代わり映えしない人生かもしれませんが、**「人生は濃く!短命でも後悔なし!」**** 「No Positive, No Life」****「 笑えることに価値はあり」**の精神で全力疾走中。海外生活が長かったので、ちょっと価値観がズレていることもあるかもしれませんが、「ええ奴」 なので、どうか記憶の片隅に【FUJISAKA】を刻んでいただければ幸いです(笑)これからも、どうぞ生暖かく見守ってやってください!ここまでお付き合い頂き藤坂、感謝感激でございます!
2025.2.18
物件情報
五十嵐
【日本橋ノーススクエアビル】セットアップオフィスに生まれ変わりました!

こんにちわ!最近『アオのハコ』にハマってる東京支店 営業の五十嵐です!2025年1月セットアップオフィス完成!!日本橋ノーススクエアビルをご紹介します。日本橋ノーススクエア住所:東京都中央区日本橋堀留町1丁目4番2号【アクセス・MAP】★東京メトロ日比谷線・・・・・ 【小伝馬町】駅 徒歩5分★都営浅草線・・・・・・・・・ 【人形町】駅 徒歩5分★JR総武線快速・・・・・・・・ 【新日本橋】駅 徒歩7分複数の路線をご利用いただける便利な立地です♪東京駅まで車で10分もかからないので、出張にもスムーズに行けますね。【ビルスペック】▲ 竣工年月日 / 耐震基準・・・・・1993年3月竣工 / 新耐震基準▲ 構造・・・・・・・・・・・・・鉄骨鉄筋コンクリート造▲ ビル規模・・・・・・・・・・・地下1階付地上9階建【図面】★5階 ★7階 【建物設備/施設】▲エレベーター基数・・・・・・・・2基(9人乗)▲ トイレ・・・・・・・・・・・・・男女別/洋式・シャワートイレこの坪数では珍しく、エレベーターが2基あるのは大変ありがたいですね。【室内設備】▲個別空調▲OAフロア▲会議室2室(6名・8名)▲インナーラウンジ・フォンブース(2基)【室内写真】★5階執務室とは隔離されたラウンジスペースではソファや観葉植物に、心身ともにが癒されること間違いなし♪カウンターテーブルでは作業もできちゃいます。★7階7階の会議室は黒を基調としたシックな色合いになっています。家のようにくつろげちゃうかも、、?【コメント】想定40名分の執務スペースに加え、ゆったりも集中もできちゃうラウンジスペースがおよそ60坪のワンフロアに詰まっています!さらに会議室が2つもあるなんて、、、しかも細かい箇所にまでこだわりが感じられる素敵な内装なんです!最後まで読んでいただきありがとうございました!ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください♪
2025.2.14
日常ブログ
武藤
入社のご挨拶

初めまして。昨年12月の中旬より入社いたしました。エステートエージェンシー大阪本社の武藤 亘輝(むとう こうき)と申します。以前までは、資格学校の受付やネット広告の原稿作成を行っておりました。ですので、不動産業界は完全未経験になります。入社から2ヶ月程になりますが、全く知らなかったことがいっぱいで、目が回るうちに日々が過ぎ去っていきました。オフィスの事や土地の事、専門用語と覚えることが多く、毎日が新しい発見の連続です。それでも、少しずつ理解が深まり、業務にも慣れてきた実感があります。引き続き邁進してまいります!さて、ここで少しだけ自己紹介を。私は生まれも育ちも京都の、はんなりボーイです。「京都って住む場所じゃなくて観光する場所だよね?」と、よく言われます。はい、私も薄々気づいていました、、、夏は溶けるほど暑く、冬は凍るほど寒い。「四季が豊か」などという言葉では片付けられないほどの気候の厳しさ。それでも、なんだかんだで離れられない。「もう住むの無理!」と思いながらも、結局住み続けているのは、やはり地元愛でしょうか?そしてもう一つ。私、漫画が大大大好きです!!!先日、自分のこれまでの漫画人生を振り返り、「いったい今まで何冊読んだんだろう?」と数えてみたところ、なんと、、、2500冊超え!!文字が読めるようになってから、ほぼ年間100冊ペースで読み続けていた計算になり、自分でも驚きました。ここまできたら目標を決めるしかない!ということで、「人生で10000冊の漫画を読む!」を掲げ、長生きすることを決意しました。ここまで読んでくださった皆様、お付き合いいただきありがとうございました。少しでも早く、お客様の理想のオフィス探しをお手伝いできる営業マンになるべく日々精進いたします!これからよろしくお願いいたします!
2025.2.13
不動産豆知識
安藤
賃貸オフィスを借りる際の初期費用は? 費用相場や安く抑えるコツも解説

オフィスを移転させたいとお考えの方にとって、初期費用への不安は大きいでしょう。「初期費用はどれほど必要なのか」「初期費用の内訳はどうなっているのだろうか」などとお考えの方もいるはずです。 本記事では、賃貸オフィスを借りる際の初期費用について解説します。費用を抑えるコツも紹介しているので、併せて参考にしてください。 賃貸オフィスを借りる際の初期費用は? 賃貸オフィスを借りる際における初期費用の内訳は、主に以下の通りです。 ● 敷金(保証金)● 礼金● 前家賃● 火災保険料● 仲介手数料● 保証会社への委託料● 家具家電の購入費● 設備の導入費 それぞれの概要や費用相場を紹介します。 敷金(保証金) 敷金とは、オフィスを借りる際に預ける保証金のことです。何らかの事情によって賃料を支払えなくなったときやオフィスを傷つけた場合の修理費として、あらかじめ貸主に預けます。大きなトラブルが起こることなく退去となった場合は、支払った分の敷金が全額返金されます。 敷金の費用相場は賃料の6~12カ月分です。しかし敷金は契約するオフィスによって大きく異なるため、契約前によく確認してください。 礼金 礼金とは、オフィスを貸してくれた御礼として支払うものです。賃貸契約を結んだことへの感謝の意味が込められているため、敷金のように返還されることはありません。礼金の費用相場は賃料1カ月ほどとされていますが、オフィスの場合は礼金がない物件も増えています。初期費用を抑えたい場合は、礼金の有無を確認しましょう。 前家賃 前家賃とは、オフィスを契約するときに翌月分の賃料を前払いすることです。賃貸は前払い契約が一般的で、入居時に翌月分までの賃料をまとめて支払うことが多いです。月の途中に入居する場合は入居日から月末までの賃料を日割り計算した分と、翌月分をまとめて契約時に支払います。 前家賃の相場は、賃料1カ月分であることが多いです。しかし、物件によっては数カ月分の費用が必要になる場合があります。 火災保険料 火災保険料とは火災をはじめとする災害や盗難などによって、建物や家財に損害が生じた際に補償を受けられる火災保険への費用です。補償内容などは契約する火災保険によって異なるものの、多くの場合オフィス契約が2年であることから火災保険も2年契約とする傾向にあります。 なお、火災保険は地震や噴火などの自然災害は補償対象外です。地震に関する備えをしたい場合は、地震保険に加入する必要があります。 仲介手数料 仲介手数料とは、オフィスの賃貸契約を仲介してくれた不動産会社へ支払う手数料です。賃貸契約が成立した場合にのみ支払う義務が発生するため、不動産会社へ賃貸オフィスについて相談しただけの場合は払う必要がありません。 仲介手数料は規定により、賃料1カ月分が上限です。多くの場合では、賃料の0.5~1カ月分の仲介手数料を支払います。 保証会社への委託料 保証会社への委託料とは、連帯保証人を立てられないときに利用する保証会社への手数料です。一般的にオフィスの賃貸契約を行う際、賃料を滞納してしまった場合に備えて連帯保証人を立てる必要があります。 しかし、会社の設立日から日が浅いといった理由で連帯保証人を付けられない場合は、保証会社がその代わりとなって賃貸契約を結びます。保証会社を利用する際は委託料を支払い、家賃滞納が起こった場合の責任を担ってもらう仕組みです。 委託料は利用する保証会社によって異なるものの、賃料の0.5~1カ月分であることが多いです。連帯保証人を立てられる場合は不要ですが、念のため予算を確保しておくと良いでしょう。 家具家電の購入費 オフィス環境を整えるためには、家具家電を準備しなければいけません。例えば、以下のような家具家電があると仕事がはかどります。 ● 照明● 机● 椅子● ロッカー● 掃除機● ゴミ箱● 冷蔵庫● エアコン● 扇風機 家具家電の購入費用はオフィスの広さや従業員数、そろえる家具家電の種類などによって異なります。そのため、どういった家具家電が必要なのかを明確にした上で、入居日までにそろえるようにしましょう。 設備の導入費 オフィスで仕事をするためには、設備環境を整えなければいけません。業務内容によって必要な設備は異なりますが、一般的には以下のような準備が必要です。 ● パソコン● インターネット環境● 固定電話● FAX 設備の導入費用は家具家電の購入費と同様に、オフィスの広さや従業員数などによっても変動します。場合によっては数百万円ほど必要となるケースもあるため、余裕を持って予算を確保しておくと安心です。 賃貸オフィスの初期費用の目安は? 1カ月あたりの賃料が20~30万円と仮定した場合の賃貸オフィスにおける初期費用の目安は、以下の通りです。   賃貸オフィスの初期費用は契約内容などによって大きく変動するものの、目安は200~500万円ほどです。また、契約する不動産会社によって仲介手数料も変動します。上記以外に引っ越し業者に依頼する費用もかかるため、予算を確保する際は余裕を持って計算するのがおすすめです。 賃貸オフィスの初期費用を安く抑えるコツ オフィスの賃貸契約を行う際は、多くの初期費用が発生します。そのため、少しでも費用を抑えたいと考える方もいるでしょう。そのような場合は、以下のポイントを意識してください。 ● レンタルオフィスを利用する● 値下げ交渉をする● 既存の家具家電や設備を活用する● 相場が安いエリアで探す● フリーレント物件を探す それぞれについて解説します。 レンタルオフィスを利用する 初期費用を抑えたい場合は、レンタルオフィスの利用を検討しましょう。レンタルオフィスとは仕事に必要な環境が整っている貸事務所のことです。机や椅子、インターネット環境などがそろっているため、すぐに仕事を始めることが可能です。会社の規模が小さい場合は、レンタルオフィスでも十分な作業環境を整えられるでしょう。 またレンタルオフィスであれば敷金・礼金や火災保険料などが不要となるため、初期費用を大幅に削減できます。ただし、商談スペースなどがパーテーションで区切られているだけなど、簡易的な作りである場合も多く、セキュリティ対策が必須です。個別の専有スペースと商談スペースをうまく活用しながら、業務を進めていくと良いでしょう。 値下げ交渉をする 不動産会社に値下げ交渉をするのも、初期費用を抑える一つの方法です。合理的な根拠を提示した上で値下げ交渉を行うと、不動産会社や貸主が応じてくれる可能性があります。例えば貸主が空室を避けたい場合、次の入居者をすぐにでも見つけたいと考えているため、賃料や敷金、礼金の値下げに応じてくれるケースがあります。特に周辺のオフィスよりも初期費用が高い場合は、減額できる可能性が高いでしょう。 他にもクリーニングや消毒などのオプションが不要な場合は、契約内容から外すことで初期費用を抑えられます。ただし、外せるオプションは賃貸オフィスによって異なるため、契約前に確認しておきましょう。 値下げ交渉は難易度が高い上、大幅な減額要求は契約自体が失敗に終わる可能性があるため、慎重に行うことが大切です。 既存の家具家電や設備を活用する 初期費用を抑えたい場合は、既存の家具家電や設備を活用しましょう。オフィスの移転であれば、既存のオフィス家具や設備があるはずです。例えば、パソコンや電話機などは、移転先でも再活用することも可能です。引っ越し先のオフィスでも引き続き活用すると、買い直す必要がなくなるため初期費用を削減できます。 また既存オフィスにない家具家電や設備を新たに導入する場合は、中古やレンタルを活用すると初期費用を抑えやすいです。 相場が安いエリアで探す 初期費用を抑えたい方は、家賃相場の安いエリアで探すのも有効です。敷金や礼金、前家賃は賃料を基準にして決まるため、相場が安いエリアの賃貸オフィスを借りることで初期費用を抑えられます。例えば多くの路線が交わる人気の駅周辺でオフィスを借りるよりも、繁華街から少し離れた駅周辺で賃貸オフィスを借りる方が賃料を安く抑えられる傾向があります。 ただし賃料を重視し過ぎると通勤しにくいといった不便さが生じやすくなるため、後悔しないオフィス選びを心掛けてください。 フリーレント物件を探す 初期費用を抑えたい場合は、フリーレント物件を探しましょう。フリーレント物件とは、一定期間の賃料が無料になる契約形態のことです。無料になる期間は契約する物件によって異なりますが、多くの場合、1~3カ月分の家賃が無料になります。 フリーレント物件の場合は賃料を下げる必要がないため、貸主にとってもメリットがあり、比較的承諾されやすいです。つまり借主・貸主の双方にメリットがあり、円滑に契約できる可能性が高まります。ただし、フリーレント物件は途中解約すると違約金が発生するため、契約内容をよく確認した上で決定してください。 まとめ 賃貸オフィスを借りるには、敷金、礼金、火災保険料などの初期費用がかかります。費用は契約内容やオフィスの規模によって幅があり、200~500万円程度が目安となります。したがって、オフィス賃貸契約の際には、余裕を持った予算計画を立てるようにしましょう。 東京・大阪で賃貸オフィスをお探しの方は、「オフィスの総合窓口」をご利用ください。オフィス街の主要なエリアにて、オフィスに特化しており、お客様のご希望に合った物件をご紹介いたします。ぜひお気軽にご連絡ください。
2025.2.13
不動産豆知識
安藤
レンタルオフィスと賃貸オフィスの違いは? それぞれの特徴や向いている企業について解説

オフィスを借りたいとお考えの方の中には、レンタルオフィスと賃貸オフィスの違いがよく分からない方もいるでしょう。レンタルオフィスと賃貸オフィスにはさまざまな違いがあるため、それぞれを把握した上で自社に合った物件を選ぶことが大切です。 本記事では、レンタルオフィスと賃貸オフィスの違いを紹介します。それぞれに向いている企業の特徴も紹介しているので、併せて参考にしてください。 レンタルオフィスと賃貸オフィスの違いは? レンタルオフィスと賃貸オフィスの違いは、大きく分けると以下の3つです。 ● 契約期間の違い● 費用の違い● 内装・利用時間の自由度の違い それぞれについて解説します。 契約期間の違い レンタルオフィスの契約期間は、1週間単位や1カ月単位などの短い期間が一般的です。必要に応じて契約期間を決められるため、比較的自由度が高いです。例えば、オフィスが必要な時期だけレンタルオフィスを利用し、通常時はオンライン上で業務を進めることもできます。また契約期間を調整しやすく、業務内容に合わせた活用を検討しやすいのが特徴です。 一方、賃貸オフィスは賃貸物件を借りるときと同様に賃貸借契約を結ぶため、2年契約といった年単位の契約が一般的です。一定期間オフィスを借りられるため、常時オフィスで勤務したい方におすすめの契約方法といえます。 (契約期間)  レンタルオフィスー 1週間や1カ月などの短い期間の契約が可能 賃貸オフィス  2年契約といった年間単位での契約   費用の違い レンタルオフィスと賃貸オフィスは、費用による違いもあります。ここからは、具体的な費用の違いを紹介します。 初期費用 賃貸オフィスは賃貸借契約を結ぶことから、敷金や礼金といった初期費用が発生します。賃貸オフィスの場合は家具家電や設備なども自分で用意しなければならず、業務環境が整うまでに多くの費用が必要です。具体的な金額は契約内容によって異なるものの、200~500万円ほどかかるでしょう。 一方、レンタルオフィスは初期費用が比較的安く、金銭的な負担が少ない傾向です。礼金や仲介手数料といった初期費用が不要な上、最低限の設備が整っています。従って賃貸オフィスよりも大幅に初期費用を抑えられるのが特徴です。   月額費用 レンタルオフィスは、利用区画数分に合わせて毎月一定額を支払うのが一般的です。ロッカーや法人登記などのオプションを利用する場合は、その分も追加費用として発生します。一方、賃貸オフィスは賃料と共益費に加え、光熱費がかかります。具体的な月額費用は契約する賃貸オフィスによって異なるものの、10万円以上は必要となる場合が多いでしょう。   退去時費用 レンタルオフィスは、退去時の解約料は発生しない場合が多いです。ただし、所定の契約期間が満了する前に解約するときは、違約金が発生する場合があります。そのため、契約前に退去時の注意点をよく確認しておくといいでしょう。 一方、賃貸オフィスの場合は家具家電などの運び出しや処分費用がかかる他、原状回復費用が発生します。原状回復費用とは、賃貸契約時と同様の状態に戻すための費用です。例えばオフィス内を内装工事した場合などは、元の状態に戻さなければいけません。賃貸オフィスの場合の原状回復費用は坪単価によって決まる傾向にあり、場合によっては高額な費用が必要となるでしょう。 内装・利用時間の自由度の違いレンタルオフィスは、原則決まった内装・レイアウトで利用します。自社の都合に合わせて内装などを変更できないため、比較的自由度は低いといえるでしょう。また利用時間は、レンタルオフィスの営業時間によって異なります。従って契約する際はオフィスを利用したい時間帯に営業しているかどうかを確認することが大切です。 一方、賃貸オフィスは内装やレイアウトを自由に設計できます。また24時間利用できる場合が多いため、比較的自由度は高いといえるでしょう。  レンタルオフィスの特徴と向いている企業 ここからは、レンタルオフィスの特徴と向いている企業を紹介します。レンタルオフィスのメリット・デメリットを詳しく解説しているので、契約を検討している方は参考にしてください。 レンタルオフィスのメリット レンタルオフィスの主なメリットは、主に以下の通りです。 ● 初期費用を抑えやすい● 短期間でも利用できる● 利用開始までが早い レンタルオフィスは一般的な賃貸借契約ではなく、施設利用契約を結びます。そのため礼金や前家賃といった初期費用が不要で、使いたい期間のみ利用することが可能です。業務に必要な机や椅子などの家具家電・設備は一通りそろっているため、オフィスを使いたいタイミングですぐに利用できるのも魅力です。 レンタルオフィスのデメリット レンタルオフィスを利用するデメリットは、主に以下の通りです。 ● 面積当たりのコストが高い● セキュリティ面が脆弱 レンタルオフィスは初期費用を抑えられるものの、坪単価当たりのコストは割高です。また水道・光熱費が発生しない分、ランニングコストが抑えられるように感じますが、毎月の利用料の中に含まれています。そのため大人数でレンタルオフィスを利用すると、ランニングコストが高くなりやすいでしょう。 またレンタルオフィスはさまざまな方が利用しているため、賃貸オフィスよりも情報管理に力を入れなければいけません。特に多くの方が集まるスペースでは情報漏洩に注意し、徹底した情報管理が不可欠です。 レンタルオフィスが向いている企業 レンタルオフィスの利用が向いている企業の特徴は、以下の通りです。 ● 創業間もないフェーズの企業● 規模の小さな企業● 初期費用を極力抑えながら起業したいと考えている企業● オフィスの移転を考えている企業 レンタルオフィスは初期費用を抑えられるため、オフィスを構える費用をできるだけ削減したい企業に向いています。賃貸オフィスを借りる場合、多くの初期費用が必要となり、それによって資金不足に陥ることは避けたいと考える方も多いでしょう。レンタルオフィスであれば初期費用を削減でき、事業に必要な資金を確保しやすいです。 また短期間でのオフィス移転を考えている方は、レンタルオフィスの利用がおすすめです。レンタルオフィスであれば原状回復費用が不要なため、退去にかかる費用も削減できます。 賃貸オフィスの特徴と向いている企業 ここからは、賃貸オフィスの特徴と向いている企業を紹介します。賃貸オフィスのメリット・デメリットを詳しく解説しているので、契約を検討している方は参考にしてください。 <h3>賃貸オフィスのメリット</h3> 賃貸オフィスを借りるメリットは、主に以下の通りです。 ● 内装などの自由度の高い● セキュリティ性が高い● 従業員数の増員に対応しやすい 賃貸オフィスは貸主と賃貸借契約を結び、自社の業務内容に合わせて内装やレイアウトを調整できます。従業員数に合わせて机の配置を調整したり、おしゃれな内装に変えたりすることも可能です。その結果、従業員にとって働きやすい空間を作りやすいでしょう。 また賃貸オフィスは原則、自社の従業員しか利用しないためレンタルオフィスよりもセキュリティ性が高いです。外部に情報が漏れる心配が少なくなり、取引先や関係企業からの信頼も得やすいでしょう。 賃貸オフィスのデメリット 賃貸オフィスを利用するデメリットは、主に以下の通りです。 ● 初期費用がかかる● 原則、年単位の契約になる● 審査がある 賃貸オフィスはレンタルオフィスよりも初期費用が高額です。具体的な金額は契約内容によって異なるものの、敷金や礼金、前家賃、仲介手数料などを支払う必要があります。そのため事業資金に余裕がなければ、賃貸オフィスを借りた後の業務に支障をきたすでしょう。 また賃貸オフィスは一般的な賃貸物件と同様に年単位の契約となるため、短い期間の契約は難しいです。高額な初期費用を払える財力と契約できる信頼力がなければ審査に通るのも困難であり、ある程度の実績は必要といえるでしょう。 賃貸オフィスが向いている企業 賃貸オフィスが向いている企業の特徴は、主に以下の通りです。 ● 従業員が増えてきた● 自社独自の内装やレイアウトにしたい● オフィスの規模を拡大したい● 地域密着型の事業を展開している 賃貸オフィスを利用すると内装やレイアウトなどの自由度が高くなるため、オフィスに独自性を持たせたい企業におすすめです。例えばデザイン事業を展開している企業が内装をデザインすれば、自社の魅力を感じられるオフィスを構えられるでしょう。また地域密着型の企業は賃貸オフィスを構えることで、地域に根差した事業を展開しているとアピールしやすくなります。 まとめ レンタルオフィスは初期費用を抑えながら、オフィスを構えることが可能です。短期間の契約にも対応しており、必要に応じたオフィス利用ができるでしょう。一方、賃貸オフィスは内装やレイアウトなどの自由度が高く、独自性を表現しやすいです。企業規模が大きい場合は、ゆとりを持ったオフィスを構えられます。 東京・大阪で賃貸オフィスを探している方には「オフィスの総合窓口」の利用がおすすめです。オフィス街の主要な物件を全て網羅しているため、条件に合った物件を紹介しやすいです。また事業用(事務所・店舗)の賃貸物件の紹介に特化しており、高い情報収集力によって適切なサポートを行っています。オフィスを借りたいとお考えの方は、ぜひオフィスの総合窓口までご連絡ください。
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